やっと…!!
やっと自粛のGWが終わる……!!!
さらば三食飯炊きババア生活…!!!!
さすがに可哀想と思ってくれたのか、
洗い物だけはこの連休中ほとんど旦那がやってくれました。
普段はほんとに皿洗うだけなのに、
ガスレンジとか流し周りとか排水溝もやってくれたので、
あとでいちいち私がやり直す覚悟してたのにやらなくて良かった!!
感謝…!!!
(できるのになんでいつもはやらねぇんだと言う心の呟きはちゃんとしまっておきました)
GW、どこにも行けないので断捨離に励んだと言うおうちも多いのではないでしょうか。
私は片付けは今でこそ気分転換のツールですが、
こんまりさんのときめく片付けの本を読むまでは、
そもそも片付けの方法がわかっていませんでした。。
夫婦で読んで目からウロコとばかりに家中のモノを片付けまくり。
それでも、一度やっただけでは片付け切らず、
2回目、3回目と全出しからのときめく残しをやっていく中で、やっと「捨てる力」がついてきたような気がします。
我が家、綺麗やでともセンスいいでとも言い切られへんけど、
まぁまぁ、子供4人とワンコがおる家にしてはマシなんちゃうかな、と思う。
掃除機かけようと座椅子積み上げたら気が付いたら山田くんざぶとん全部持ってきてー!状態になっておりました
今んとこ子供よりワンコの方が片付け邪魔してくる
少なくとも、お互いの実家よりはかなり片付いた暮らしをしています。
旦那の実家は、ほんとにモノの多い、汚屋敷一歩手前の家です。。
おばあちゃんが共働きの息子夫婦に代わって家事一式を取り仕切るうち、
捨てられないサガと、
リサイクルショップ経営の義父がちょいちょい持って帰ってくるいるかいらないか微妙な便利家電やら家具やら、
あとこれまた義父の得意技であるUFOキャッチャーで取ってくる景品の山やら、
子供四人分のもう使わない学用品やら作品やらおもちゃやら服やら…
それが合わさってもう家中、掃除してない訳ではないんだけど、モノの山に…。
正直、モノの多さとお金のなさに目をつぶれば義実家はなかなかの良トメ良ウトだと思うのですが、
家のヤバさゆえになかなか子連れで帰るのは気が引けてしまいます。
ダイニングテーブル半分くらいよくわからん死蔵品で埋もれてるし、そもそもうちらが寝る場所すら確保できへんと言う…
最近、おばあちゃんが弱ってきて、義母がようやく家事を取り仕切れるようになって、
なんとか捨て活がちょいちょいできるようになって来たみたいなんですけどもね。
義母と同居ってほんとに大変ですよね…。。
ちなみに、義実家で断捨離しようとしたものの、
「モノを捨てる」ことに罪悪感があるようで、
使えるものを全部うちに送って来るねん…!!!
いや、中には確かに助かるものもあるねんけどさ。
ワンコの今使ってるベッドとか、
デポジット結構残ったSuicaとか(古物商の資格があるリサイクルショップにはそう言うのも流れて来るらしい)
でも、でっかい段ボールのほとんどが結局捨てることになるのよ…!!!
赤子抱えて仕分けるのもいちいち大変やし、
丸っと捨てるにしたって、八王子市、ゴミ有料なの、ご存知ですかね…!!!!
あー送料もったいな。ゴミ袋ももったいな。時間ももったいな。
で、我が実家。
義実家よりひとまわり世代が上の両親は、
捨てられない世代そのものでした。
JWゆえ、人を招待する機会は多かったので、
見えるところこそそれなりに綺麗にしていましたし、
清潔ではありましたが、
それこそ交わりのおもてなし用にと10枚ずつ以上はあるのではないかと言う客用食器のセットだけで大きな食器棚が丸々1つ埋められていて、
しかもそれを使うのは1ヶ月に一回あればいい方だと言う…
そして料理を作っては冷凍し、作っては冷凍し、
やがて忘れられていく死蔵品達…。
たぶん、冷蔵庫で使ってたのって、1番手前の手が届く数段だけやったんちゃうかな…。
あと、通販生活にもはまってて…
謎の健康器具(たぶん一部はネズミ講まがいのとこで買わされた)やらマッサージ機で部屋が占領されてたり…
そんで、極め付けは趣味の古着屋さん巡り。
高いものは買えないけど、
毎週のように行っては2〜3着ずつ増えていくお洋服たち…。
押し入れにギュウギュウなのに溢れ出してました。
加えてJWの必需品の大量の出版物。特に塔の製本はヤバかったですよね。
出版物だけで壁一面をふた部屋分は使ってたんじゃないかしら。。
そんな中起こった阪神淡路大震災で、
モノに溢れた我が家の惨状はたいへんなものでした。
それでも、あのあと荷物が減ったかと言うと、そうでも無かったんですよね…。
まぁ、でも、あの世代にしては標準的と言うか、
きっとどこのご夫婦も似たり寄ったりな荷物状況だったのではないかと思います。
あの頃には「断捨離」なんて概念がそもそもありませんでしたし、
いかに上手く収納するか、と言う特集は組まれても、
いかに不要なものをなくすか、と言う事なんて、
論じられもしなかったですからね。
ところが。
我が家からJWを辞める子供がひとり、ふたり、
そしてついには最後の私まで辞めた時、
母の捨てスイッチが突然入りました。笑
もうこんな励まさない家なんて誰も呼べない!
どんな顔して交わりなんて顔出せるの!!
と、
ヒステリーと共にまずは客用食器を捨てまくり(一部分だけこっそり私が掠め取って新生活に持って行きましたw)
群れの集まりやら書籍研究やらに置いといた座布団や予備の机も捨てまくり(30年もののぺったんこな座布団でした)
ついでに鬱になってオシャレにも興味がなくなり、激痩せしてサイズが変わり、服も私と姉が厳選したいくつかだけになり、
鬱の薬の副作用で料理の仕方も忘れ、
大量のよく分からない保存食や母しか使えなかった調味料も処分しまくり、
「どうせみんな滅されるから」と、溜め込んだ過去の出版物もかなり処分し(グッジョブ!滅ぼされついでに両親もJW辞めれば良かったのに!)
ついに実家に残るのは謎の健康器具コレクションのみとなったのでした!!!
そして健康器具コレクションはそのまま孫の遊び道具として余すところなく活用もされ、
気がつけば母の鬱もかなり瓦解し、
風通しがすっかり良くなった実家で、
ゆとりを持って生活する2人は、
寂しそうではありますが、
どことなくスッキリしているようにも見えます。
きっと両親はあと多くても15年やそこらしか生きられないでしょう。
その前に、体力があるうちに、断捨離のきっかけを作れた事そのものは、
数少ない親孝行だったのではないかと思いますw
あとは、今はほぼ完全な絶縁状態になってますから、
孫や私が帰省した時用にと置いておくものも不要ですしね!!!!ww
タブレットでの活動がすすみ、きっと出版物も更に減った事でしょう。
あ、捨てるんなら私がメルカリに出してあげたのに!!笑
ここ数年は実家に全く帰っていませんが、
時々様子を見に行く姉によると、
モノの少なさをキープできているみたいです。
そして、近々、もう少し小さなエレベーターのある団地に住み替えるんだとか。
モノが少ないなら引っ越しもきっとそんなにお金もかからないでしょう。
親の終活を自分たちでやってくれると言うのは、
結構ありがたい事だなぁと思います。
親の家を片付けるの、
今ほんとに社会問題になりつつありますもんね…。
最後の断捨離として、
信仰まで捨ててくればすごいハッピーエンドなのでしょうが、
その後孤独になる両親を思うと、それはベストとは言えないなぁと最近思います。
もう少し両親が若かった頃なら、信仰断捨離ルートもあったのかもしれませんが…
せめて、死ぬ時に、仲の良い兄弟姉妹に囲まれて、あまりくよくよする事なく安らかに逝けますように、と願うばかりです。