と、
それはそれはよく聞かされてきた話。
例えば、
友達の誘いを断らないといけない。
世の友とは親しくなりすぎないように。
流行りの音楽には慎重に。
体にぴったりした服や流行りに乗りすぎた服装は避けるように!
不道徳の誘惑が絶え間なくある。
特にエホバの証人は、真面目で優しくて雰囲気もいいから、世の人にも好かれやすいから気をつける事!
などなどですかね。
私も、きっと大きくなるにつれ、そう言う誘惑にこれから耐えていかないといけないのだ!と、覚悟しておりました。
しかしですね。
思春期あたりになった時に現状を把握して見ますと、
・コミュ症ゆえにそもそも友達ができない。友達ってどうやって作るの?笑
・不道徳の誘い?なにそれ?告白された事もないよ!私がいいなとか思った事ある人にも喋りかけられた事すらないよ!笑
・流行りの服がそもそも体型ゆえに似合わないしだいたいオシャレが全くわからない(おまけにエホバルックも似合わない)
・そもそも流行りの音楽に興味が持てない。モー娘?ジャニーズ?ラップ?ヒップホップ?なにがいいの?私はエンヤが好きなんやー!アイドルより野球選手が好きなんじゃー!よしのぶー!
と言う状態でした。
まぁ、好みも変わってる上に、
JWでちやほやされて育った(小さい頃はそれなりに可愛かったんです笑)変に高いプライドで基本的に性格が悪かったし、
水泳で鍛えた華奢とは程遠い体格に、
特に可愛いともいえない顔立ち。
極め付きは酷めの天パ。
成績とそこそこの運動神経はあったものの、モテる要素はよく考えてみれば1つもありませんでした

とりわけショックが大きかったのは、
同じ会衆の友達が、
私とは正反対に性格も見た目も良くて、友達も多くモテまくっていたこと。
彼女への告白のために私がメッセンジャーをお願いされたり、
逆に彼女から断ってきて!お願い!って言われた事もあります…。
大体週一で告られてたな。すげーわ。
自業自得ではあるのですが、
思春期の入り口に、自分の思っていた自己像を思いっきり否定されたのは地味にキツかったです。
しかも勝手に誘惑満載の生活を想定していただけに、落差でダブルでショックでした



そうよね、大会でインタビューとかされてる子、みんな可愛いもん…。
そりゃ誘惑にもあうわ…。
あぁ、私が今後「励まされる」経験をする事ってきっともうないんやな…。
エホバは中身を見られるとか言ってるけど、結局用いられてるのも幸せになってるのも美人だけなんやな…。
組織も人間の男の兄弟でできてるし、そりゃあ美人がおったら美人用いるわな…。
とまぁそんな感じに、
当時はコンプレックスがものすごく酷かったです。笑
まぁ、思春期なんてみんなそんなもんかも知れないですけどね。
中3の時に一念発起して、お小遣いで漫画買う代わりに面白くもないファッション誌買って勉強したり、縮毛矯正したり、スカート短くしたり、眉毛抜きすぎたり、カロリー計算とランニングしてダイエットしたり、楽しくもないのに毎週Mステをこっそり録画して見たり、学校に手作りスイーツ持って行って教室でシェアして友達増やそうとしたり、色々頑張りましたが、
頑張りすぎて燃え尽きて声が出なくなって不登校に…。
人間、無理はするもんじゃありません。笑
その頃は、ある意味無理しなくてもできる注解や奉仕や割り当てで評価してもらえるため、JWにいる事が居心地が良かったです。
インタビューの依頼は来なかったけど…(しつこい)
兄弟達はともかく開拓者のお姉さん達は私にも優しいし…。
想定していた誘惑は、
その後女子が希少種になった高専時代にしっかりと満喫しましたので笑、
暗黒の中学時代のコンプレックスは今では解消されていますが、
それでもやっぱりインタビューに呼ばれる事は最後までありませんでしたね(しつこい)
組織を出てからもリア充になるべく色々迷走しましたが、
結局は、
トドのような体型で寝転んで乳をやりながら、延々漫画読んだりスターウォーズ見たりしている女子力皆無の今が一番幸せです!
最近は流行りの服もダボっとしてるし、
コロナのお陰でリアルな人付き合いしなくてもいいし、
いい時代になったわぁ〜

ありのーままのー姿みせーるーのよー
すこーしも痩せてないわ!


