1988年、正にバブル期の始まりに公開された軽〜い映画。
和田誠監督作品『快盗ルビィ』
出演:小泉今日子、真田広之、水野久美
公開当時、この3人以外のキャストは伏せられていまして、劇場で観た時に「お!」の驚きが何度もあって楽しかったんです。
シークレットだった他の出演者は、
伊佐山ひろ子
天本英世
陣内孝則
岡田真澄
木の実ナナ
斎藤晴彦
高見恭子
吉田日出子
名古屋章
冨士真奈美 等々.....
皆さんが肩の力を抜いて特別出演を楽しんでいるのがわかります。
ストーリーはあってないようなもの。
サラリーマン・真田広之のマンションの上階にフリーのスタイリストのお姉さん・小泉今日子が引っ越して来ます。
小泉今日子の本業は「快盗」
頭が切れる小泉今日子の快盗は早速、真田広之を手懐けて自分の相棒として犯罪の手伝いをさせるんですが、うまく行かず失敗ばかり。
そんなんしてるうちに真田広之は小泉今日子に特別な思いを抱くようになります。
しかし彼女には恋人がいました....
怪盗ではなく「快盗」
犯罪アクションやサスペンスの醍醐味というより、次から次へと起こる騒動を楽しむ、そんな映画で、いかにもバブル期、小泉今日子の住む部屋が実にオシャレに出来てます。
そして彼女のファッションも。
スタイリストという設定なので当然とは言え、まるで着せ替え人形。
これまた楽しい。
そして、真田広之と2人で飲むビールがコレ。
英国王室御用達の「バスペールエール」
映画の中ではビンではなく缶でした。
何度も登場する紫色に赤い三角形が非常に印象的で、私もミーハー的にマネしてわざわざ買いに行き、その頃はこればっかり飲んでいました。
(今は輸入元の問題でかなり入手困難)
さて、
その小泉今日子、つい最近ツアーを終えたばかりで年内は休養期間にしますと発表しましたが、日本武道館公演の開場時に俳優の佐藤慶が朗読する憲法9条が流れたり、ステージから客席に向かって飛ばされた銀色のテープに憲法守れとか何かそんなメッセージが書かれていたとか?
近年、かなり政治的な発言が目立つようになりました。
アイドルとしてファンタジーを売っていた人が、還暦=干支がひと回りしてリアルな主張を繰り返すのは.....
面白い現象です。
小泉今日子に限らず、ミュージシャンや俳優、芸人が政治的な発言をする事が増えて来ました。
古舘伊知郎氏がその事の是非について若い層から聞かれ、「語るべきなのか、語らなくていいのか、どちらでもない、それが多様性だ」という意味の答え方をしたところ、「古舘さん、全くエッジが立ってないですよね。で、どっちなんですか? ミュージシャンは政治を語るべきと思っているのか、それとも語るべきじゃないと思っているのか、どっちなんですか?」と絡まれたと怒ってましたが(笑)
まぁ、古舘氏もバカを相手にすると疲れるでしょうね、お気の毒。
語る "べき"
とか、
語るべき "ではない"
とか、
なんでそんな百かゼロかの極論に持って行きたがるんでしょうね?
「政治を語ってもいい」というのが答なのでは?
それはずるい答え方ではない。
ゴスペラーズの黒沢薫氏は、「政治家は天上人じゃない、だから叱ってもいいし意見を言ってもいいんだよ」とSNSで発信していますが、それは間違ってはいません。
ただし、
「叱る」という表現をしているという事は、自分は正しくて相手が間違っているというスタンスですよね?
政治は意見が必ず分かれる分野で様々な見方があるのに、「叱る」なんてのは傲慢以外の何者でもない。
そして、
ムダに攻撃的なコメントを発信する人がいます。
BOOWYの元ドラマーの高橋某とか、
うじきつ●しとか、
何でそんなに汚い言葉を使うのか?
仮にもミュージシャンなのに表現方法を知らんのか?と言いたくなる。
最近も、大竹まことのラジオ番組にゲスト出演した適菜収というオッサンが高市首相を何度も「高市」と呼び捨てした上で「パン●ン」と表現しました。
Z世代だと「?」な言葉でしょうが、女性にこの言い方は明らかな蔑視です。
しかも(番組側は謝罪してますが)適菜収本人は直後に自分のX(旧Twitter)で「今日は大竹まことさんのラジオで高市早苗の正体について喋っておきました」と悪びれない。
政治家にモノ申すのは勝手。
でも、わざわざ蔑視語を使ったり、己れは「てめえ!」みたいな物言いしてるのに、その己れのコメントに対する批判には逆ギレとか?
それは表現の自由ではなく、自分にだけ都合のいい自由でしかない。
結局、自分の思い通りにならないものに苛立ってるから言葉が汚くなるという事なら、子供と変わらないでしょ、脳が。