マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフに匹敵する(と勝手に思ってる)ブルースの巨人、エルモア・ジェイムス。
エルモアと言えば「Dust My Broom」
ロバート・ジョンスンのカバーですが、荒々しいボトルネックとボーカルは唯一無二。
ブルースやロックの楽曲は星の数ほどありますが、これほど破壊力あるフレーズはそうそう見当たりません。
上の写真はジョン・ブリムというブルースマンとのカップリング。
ブルース界の巨人エルモアとバランスが取れない不思議な組み合わせ? このアルバムのオープニング曲「Ice Cream Man」はヴァン・ヘイヘンがカバーしています。
♪ちょっとそこのお姉さん
♪俺はあんたのアイスクリーム・マンだよ
♪俺が満足させてやるよ
♪あんたにぴったりな味だよ
もちろんナンパのエロ歌です。
そしてここで聴けるエルモア・ジェイムス、「Dust My Broom」も収録されていますが、エルモアの代名詞であるあの "ブルーム節" は控えめ。
エルモア・ジェイムスってバリエーションないよね?とおっしゃるそこのアナタ、つまり何を聴いても「Dust My Broom」だろと言いたい気持ちはわかりますが、それなら騙されたと思ってこのアルバムを。
あれ? と思うはず。
時にじわっと来る味わい深いスローブルース。
確かにパワフルが魅力の人ではありますが、これを聴かされるともう、この世界にどっぷり。
1918年生まれのエルモア・ジェイムス、1963年5月24日に突然の心臓発作により、45歳の若さで急逝しています。
