関西はまだまだ昼間は暑いのですが、夜の気温がようやく「秋の夜長」と言って抵抗ない温度になって来ました。
熱帯夜に聴くと余計に暑くなる音楽って、
ありますよね?
暑いときには熱いモノを食うんだ!の団塊オヤジならそれでもいいかもしれませんが、やっぱりね、暑い夜にモーターヘッドとかAC/DCとか(笑)
いらんと思う(たまにはいい)
とは言え、
じゃあ涼しくなったらラモーンズを聴くのかと言われましても....
聴かないのですコレがまた(笑)
秋には秋用の音楽というのがありまして。
ダイアナ・クラール『All For You』(1996年)
カナダ出身のジャズ・ボーカリスト&ピアニスト。あのエルビス・コステロの嫁ハンでもある彼女の最初のヒットで代表作の一つとなった、ナット・キング・コールへのトリビュートアルバム。
全米ジャズアルバム・チャートで1位となり、70週に渡ってランクイン。グラミー賞にもノミネートされました。
このお姉さんのピアノは、いわゆる「弾き語り」とは違います。
音だけ聴くと、シンガーがいてピアニストがいるようにしか聴こえない。
歌もピアノも非常に丁寧にしっとり仕上げています。
なので、いわゆる "ジャズボーカル" を聴いたのではなく、ピアノトリオにシンガーが加わってるパフォーマンスを聴いている感じ。
ボーカルが前に出過ぎてないのが良いんです。