本州最南端・和歌山県串本町のダイビングスポットに "海中こいのぼり" が設置されています。
地元のダイビング業者が2013年から共同で行なっている企画だそうです。
串本は近畿のダイバーにとってはお馴染みのスキューバダイビングのメッカ(この言い方はNGでもはや死語ですが)
私が潜りに行ってた頃はまだ高速が田辺どころか御坊までしか通ってなかったので、国道42号を延々と南下せねばならず、大阪起点で片道4時間。
今は二階俊博センセイのおかげで(?)高速が南進、かなり便利になりました。
海中こいのぼりが設置されてるのは、串本の「住崎」というところ。
串本に行けば、この「住崎」に「備前」「イスズミ礁」「グラスワールド」あたりが流れも穏やかで初心者でも安心安全な定番ポイント。
実はG.W.の南紀ダイビングってあまり人気はないんです。
春先から初夏にかけては海中にプランクトンが増え、かなり濁ってます。
逆に言えば、この時期にプランクトンがたくさん発生するから魚が育つ。
....んですが、我々が「味噌汁」と呼ぶぐらいに透明度の悪い海に潜っても楽しくない。
第一、今の時期はまだ水温が低くてウエットスーツでは無理。
当然、お客さんは減りますから、海中こいのぼりは客寄せでしょうね。
そんなん言いながら、
串本では七夕になると "海中七夕短冊" が登場しますし、12月になると "海中クリスマスツリー" も設置されます。
なかなか面白いモンです。