自民党は、派閥の裏金事件を受けた "政治とカネ" をめぐる改革について、とりあえず今週、党としての案を取りまとめる方針を示していますが、この案件を含め、使途を公開する義務のない政策活動費や調査研究広報滞在費(悪評高い旧•文通費)の、今国会中の見直しは見送るようです。
何せ、特別委員会の本格的な議論はG.W明けからようやく、ですので。
また、企業•団体献金の廃止についても先送りとなります。
派閥のような政治団体へのカネの流れは検討しますが、連座制適用はしない、資金管理者が逮捕されてもトップは無傷。
世間が騒ぐもんだから、とりあえず目立つ奴だけ処分して、ほとぼりが冷めた頃に元に戻します。
....と、いう事なんですね。
以前に書きましたように、裏金裏金と言ってますが、政治資金規正法違反に基づいて収支報告書に(意図的に)記載していないという事は、第三者から見ればそのカネは政治資金ではないという事です。
これは当たり前。
だから、
違うねん。
政治資金は非課税。
そうでないなら課税されるんですから、ここを誤魔化してるのは裏金ではなく課税逃れ、つまり「脱税」という犯罪。
どんな詭弁を弄しても、不記載は脱税です。
従って、裏金議員はその金額の大小に関わらず、追徴課税する、これまた当たり前。
離党とか戒告とか、そっちじゃない。
なぜそういう論調で報道しないのか?
それとも?
検察は何らかの意思を持って政権に「貸し」を作った?
と、
あの毎月100万円のカネを無条件でもらえる「文通費」
巧妙にややこしい名前に変えて目立たなくしたつもり?
こっちの方は裏金より前から問題視されていて改正必要と指摘されて来ましたが、よほど離したくないオイシイ制度なのか、改正の声はガン無視。
ここまでバカにされてる国民も如何なものか、ここまで国民をバカにする政治も如何なものか。
それでも岸田首相、
まんまと派閥を解散させて。
安倍派の次期総裁候補を潰して。
二階のダンナは引退、強敵の茂木派も一応解散。
麻生翁も一人だけではそれほど怖くない。
国民の人気だけはある "小石河" とその背後にいる菅義偉も抑え込んだ。
怖いモンはないんです。
マイナ保険証も、利用率に関係なく、とにかく12月で紙の保険証は廃止!と、改めて発表。
何で誰も望んでない愚策に狂奔するのか。
やりたい放題。
アメリカの議会で思い出作りにスピーチさせてもろて。
評判良かったんちゃう? と舞い上がってる最中。
今月の補選では劣勢のようですが、
どないすんの、こんなオッサン放っといて。