キリキリキリ.... | 5番の日記~日々好日編~

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気の向いた時に気の向いた事を勝手に書いています。
よってテーマは剛柔バラバラです。



アメリカの『TIME』誌が2007年に選定した「ホラー映画TOP 25」に邦画で唯一ランクインしたのがこの作品。


三池崇史監督の名前を世界的に一躍有名にしたジャニーズ•ホラーの傑作!とされています。


『オーディション』(1999年)

監督:三池崇史

脚本:天願大介

原作:村上龍

出演:石橋凌、椎名英姫



ストーリーは非常に単純です。

妻を亡くし、男手で一人息子を育てて来た映像制作会社の社長•石橋凌。

息子からそろそろ再婚したら?と言われ、それを友人のプロデューサーに相談すると、「映画のオーディションだと言ってお姉ちゃんを集めて、その中から選んだらどう?」と再婚相手を選ぶオーディションを本当にやってしまいます。


もうええ年した五十路の石橋凌は、オーディションにやって来た24歳のお姉さん、椎名英姫に魅了され、親密な関係になる二人....



「私だけを愛してね(はあと)」と言う英姫。



しかし石橋凌は、彼女の周りにいた人たちと次々に連絡が取れなくなってきている事に不信感を抱くようになります。



実はこのお姉さん、男をいたぶって殺す事を無常の喜びにしているキチ●イでした。

それが彼女の愛し方。



運動機能だけを奪う特殊な注射をして石橋凌の自由を奪った椎名英姫は石橋凌を彼女流のやり方で愛してゆきます....



痛いシーンが続々。




この映画、「ホラー」とされていますが、果たしてホラー映画なんでしょうか?

私にとってホラーとは、"この世のものではないもの" 、つまり心霊さんが出て来る映画であって、邦画で言うと『リング』や『呪怨』などがそれなんです。



『オーディション』に出て来るのは生身のサイコパス。

これは同じく傑作ホラーに分類されている『悪魔のいけにえ』もそう。

あの映画に悪魔は出て来ません。



だからね、

面白くないのですよ。



霊や異界のものが出て来る映画はファンタジーなので楽しめますが、生身のキチ●イが人を襲う残酷描写は「ホラー」ではないと思ってます。


そもそも生理的に受けつけない....

※個人の感想です。