アカデミー賞がやって来る。 | 5番の日記~日々好日編~

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よってテーマは剛柔バラバラです。



「アカデミー賞」というものにワクワクしなくなってから久しいのです、実は。

盛り上がってるのはジョン・カビラだけなんじゃないかと思うぐらい(笑)



日本のアカデミー賞の話ではありませんよ。本国のアカデミー賞。



アカデミー賞よりひと足先にワクワクしなくなってしまった権威あるアメリカのエンターティメントの賞が「グラミー賞」

日本の「レコード大賞」が見る影もなく没落したのをヨソに、今でもその権威を保っています。


でも、

グラミー賞にノミネートされる人たち、ミュージシャンではなくパフォーマーだし、その多くはラップやヒップホップ....  苦手です(個人の感想ですからね)

全米チャートを見ても同じ。


それが時代というものなんでしょうね。



我が国もそう。

ミュージシャンではなく集団でパフォーマンスをやるグループが音楽番組に「豪華アーティスト」との触れ込みで出演してます。



見ない(だから個人の感想ですからね)




米国アカデミー賞に関しては、

ここ数年、あるメッセージを発信する作品ばかりが評価される傾向。


ほんのちょっぴりですが、我が国の自虐史観に近いものを感じます。



今回のノミネート作品、作品賞の大本命はクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』だそうです。

最多13部門にノミネートされていまして、原爆開発のマンハッタン計画の話。

対抗とされているのが、マーチン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

これも言わばアメリカ史の話。白人は悪です。



ノーランもスコセッシも2人共、監督賞にノミネートされています。



主演男優賞にはアフリカ系の俳優が2人。

別にそれだから何だと言うつもりはありませんが、おそらく受賞すると思います。

なぜレオナルド・ディカプリオではないのか謎...

(ディカプリオはノミネートすらされておらず相変わらずガン無視)



主演女優賞はエマ・ストーンの評価が高いのですが、私は『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のリリー・グラッドストーンではないかと思っています。

彼女はネイティブ・アメリカンで初のノミネート。



出演賞、助演賞、ノミネートされている面々を見ていると、やっぱりどれも人種的な配慮が見えます..... 上手い人を5人選んだら、たまたま全員白人だった、たまたま全員黒人だった、ならそれは仕方ないと思うのに、それではアカンのですね。




日本映画は『ゴジラ -1.0』が視覚効果賞にノミネート。

これは間違いなく受賞かな。

間違っても作品賞じゃない(笑)



※第96回アカデミー賞授賞式は3月10日、ロサンゼルスで行われます(日本時間は11日)