大阪中之島美術館の開館1周年記念特別展として、佐伯祐三の作品約140点を公開した展示会が開催されています。
佐伯祐三は1898年生まれ。
約100年前、大阪・東京、そしてパリで活動していた画家ですが、1928年、わずか30歳という若さでこの世を去っています。
本格的に画家として活動していたのはたった4年余り。
自分が生きた街を題材とした作品が多く、作風はあまり変化していません。
有名な作品はこの『郵便配達夫』
病気で倒れる直前に描いたものだそうです。
街角を題材にした絵はどれも個性的で力強く、細部まで描き込まれています。
その力強さが佐伯祐三という画家の魅力。
しかし不思議な事に、1924年に描いた自画像は、"描き込まれた" 部分が見えず、顔も目・鼻・口はぼかされて明確に描かれていないんです。
体調が作品に影響したんでしょうか。
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美術館の前にある巨大なオブジェ。
猫...?
皆さんここで写真撮ってました。