筒井康隆のスラップスティック小説を、ピンク映画界の雄・中村幻児が映画化。
『ウィークエンド・シャッフル』(1982年)
監督:中村幻児
脚本:中村幻児、吉本昌弘
音楽:山下洋輔
出演:秋吉久美子、尾口康生、伊武雅刀、泉谷しげる、池波志乃、秋川リサ
主題歌を作曲したのは何とセルジュ・ゲンズブールです。
ある郊外の住宅街、
一見平和な家庭の斑猫家の週末。
突然、嵐のように事件が起こります。
息子が誘拐され、妻はセールスマンを装った強盗にレイプされ、押しかけて来た妻の女子大時代の友人たちは、この家の住人になりすました強盗と家飲み会を始め、踊りまくって乱痴気騒ぎ。
平和な日常の中に潜む狂気を引っ張り出したブラックコメディ。
日本映画には珍しく、これまでになかったかなり乾いた笑いです。
スラップスティックとは「ドタバタ喜劇」
ただ、
ちょっとやりすぎた感も....