マンタ | 5番の日記~日々好日編~

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気の向いた時に気の向いた事を勝手に書いています。
よってテーマは剛柔バラバラです。



「マンタ」と呼ばれる水棲生物がいます。

和名は「オニイトマキエイ」


ウミガメと並んでダイバーのアイドル。



ウミガメなら本州でも度々の目撃情報がありますが、マンタとなると沖縄。


中でも高確率で遭遇できるのが石垣島です。

那覇から乗り継いで(少ないながら本土から直行便もあり)約1時間。

ここにスキューバダイビングしに来る人はほぼ100%、マンタ狙いと思われます。



島の北部にその名も「マンタスクランブル」というダイビングスポットがありまして、たぶん最大水深18メートルぐらい。流れもなく初心者でもハードル高くないので、トップシーズンは大変な混みよう。




実は私、石垣島のダイビングショップにはあまり良い印象はないんです。


スキューバダイビングって、たいてい1日2本潜るんですよ。

それにランチが付いてのセット料金というのがどこのショップでも基本。


朝9時頃にショップに行き、手続きをして着替えて港に向かい、ボートで出港。

1本潜って(潜水時間40分ぐらい)帰港、休憩の後再び出港、という流れです。


ランチは1本潜って2本目の前に済ませる事もありますが、2本潜ってからという場合も。

これはそのショップによって違いますし、1本目の出港時間やダイビングスポットへの距離(要するに所要時間)などによって変わります。


宮古島あたりのショップだといちいち帰港せずにランチは船上だったり。



ダイビングもランチも終われば、ダラダラ喋りながら "ログ付け"(潜水記録の記入)

これがなかなか楽しいんですが、時々....  特にリゾートのショップだと時間が十分あり、リクエストがあれば「オプション」でもう1本、潜る事もあります。


2ダイブのセット料金設定ですので、もちろんプラス割高な別料金。

でもリゾートにくれば「まぁええやん、せっかく来たんだから行こうぜ」

と "ノリ" で3本目潜っちゃうんです(笑)



これを明らかに利用されてる...


石垣島にダイビングしに来れば、誰もがマンタを見たいわけですよ。

わざと(笑)1本目、2本目はマンタに遭遇できる「マンタスクランブル」には行かない。

もちろんリクエストするんですが「今は潮の具合が良くないみたいです」とか、お客さんにはわからない理由で回避して、

2本目終わってまだ器材を洗う前にスタッフがニコニコしながら近づいて来ます。


「実は...」


マンタを見るなら、今が絶好の潮の流れですよ!


どうしますか、リクエストがあればボート出します。確実に見られます。3本目行きませんか!


はい、

お客さんはテンション上がります。



こんな事を毎日やってたら時間の問題で不信感を抱かれますから、1グループに1回しかやりませんが、私は別々のショップで2回やられました。



もちろん真面目なショップもありますし、島には50軒以上ショップがありますから、それぞれのホームページをチェックしていれば「今は潮の具合が良くないのでマンタは見られない」なんてウソはすぐにバレます(笑)



ショップも色々と事情があるんでしょうが、客商売は正直にされた方が。




その「マンタ」が何とスーパーの店頭で売られていた?


鳥取県の境港市の某スーパーに、「丸ごとマンタ」




ちょっと小さめですが、1匹5万円ナリ....


どうやって食べるの?


いや、どうやって捌く?

どうやって持って帰る??


どんな味が???