瀬戸内海の離島で、日本有数の資産家が莫大な遺産を遺して変死した。
資産家は死の直前に、娘の誘拐未遂事件の犯人捜索を若宮に依頼していた....
『バスカヴィル家の犬』(2022年)
原案:アーサー・コナン・ドイル
監督:西谷 弘
脚本:東山 狭
音楽:菅野祐吾
出演:ディーン・フジオカ、岩田剛典、新木優子、広末涼子、村上虹朗、渋川清彦、西村まさ彦、山田真歩、佐々木蔵之介、小泉孝太郎、稲森いずみ、椎名桔平
監督の西谷弘氏は『真夏の方程式』『容疑者Xの献身』の人ですね。
ちなみにこのヒト、だいたいいつも同じ脚本家と組んでるんですが、ある自作品でなぜか「脚本」をクレジットしなかった事がありまして、これに対して日本脚本家協会が「脚本家軽視である」として抗議したんです。
おそらく、仕上がって来たホンが気に入らなくて粉々に解体したからと思われます。
その後のこの作品で「脚本」を担しているのは東山狭という人物。
監督・西谷弘に対して東山狭.....
もう、
わかりますね(笑)
さて、
肝心のこの『バスカヴィル家の犬』の中身。
これは本家コナン・ドイルの作品とは全く違います。
こんなタイトルをつけてはいけない。
一応、ミステリーですのでネタバレは書きませんが、
ここまで突っ込みどころ満載な作品も珍しい(笑)
瀬戸内海の離島が舞台です。
最初は、廃炭坑しかない過疎の離島かと思って見てたら、
島にキャバクラがあって、資産家の娘がそこでバイトしてるという設定....
そんな事が現実にあったら狭い島なのにウワサで大騒ぎですやん(笑)
さらに回想シーンになると商店街なんかがあって、
全然離島じゃない....
雰囲気ぶち壊し。
さて、
その名探偵ホームズの生みの親、原作者のアーサー・コナン・ドイル、
亡くなったのは1930年の今日、7月7日だそうです。
私は昔からシャーロック・ホームズが好きで、こんな帽子も持ってます。
これは何と、20歳の時に当時の「阪急ファイブ」の帽子専門店で買ったヤツ。
キズひとつナシ。物持ち良すぎ?(笑)
この頃はメイド・イン・チャイナの安モンなんてない時代ですので、これは決してお安くないんです。
さすが、どこも痛んでない。
問題は...
これに合う服があまりなくて(笑)
これはロンドンの「シャーロック・ホームズ・ミュージアム」のお土産。
ベーカー街221Bのホームズの書斎が再現されていて、コスプレ記念写真も撮れます。
ホームズツアーなども出ていて、世界中からファンが訪れます。
ツアーガイドが「原作者コナン・ドイルが創作した名探偵シャーロック・ホームズは....」とか言おうもんなら、
「ホームズは実在したんだ!」と真面目に怒り出す人もいるとか。
私的・ホームズ映画のナンバーワンはコレですね。
『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』
地味〜に公開されたおかげであまり知られてないですが、これは面白い。
ホームズはコカイン中毒で、モリアーティ教授はホームズの被害妄想だった.... という着眼点もユニークです。
(すでにこのブログでは紹介済み)
なぜかテレビシリーズの『シャーロック・ホームズ』は好きになれないのですよ。
小学校の図書館にポプラ社のホームズシリーズがありまして、全て読破しました。
『赤毛同盟』とか『まだらの紐』とか。
(ヘビやないか!と思ったり・笑)
怪盗ルパンのシリーズも全巻。