スーパーシティ | 5番の日記~日々好日編~

5番の日記~日々好日編~

気の向いた時に気の向いた事を勝手に書いています。
よってテーマは剛柔バラバラです。

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♪ 空を飛ぶ 街が飛ぶ
♪ 雲を突きぬけ星になる
♪ 火を吹いて 闇を裂き スーパーシティが舞いあがる
♪ TOKIO TOKIOが二人を抱いたまま
♪ TOKIO TOKIOが空を飛ぶ


カラフルな80年代の幕開けにふさわしいド派手な曲、沢田研二「TOKIO」
作詞は糸井重里氏です。



コロナだ黒川だテラスハウスだ、まゆゆも引退だとか言ってるスキに、こんな法案が可決・成立してます。

「人工知能(AI)やビッグデータなど先端技術を活用した都市“スーパーシティ”構想を実現する改正国家戦略特区法が、参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。
車の自動運転や遠隔医療などを取り入れたまちづくりを通じ高齢化社会や人手不足の解決につなげる」


平たく言いますと、複数の規制緩和を行う治外法権な「国家戦略特区」を設け、AI(人工知能)など最新技術を駆使して行政、インフラ、生活、教育のすべてを快適化、効率化した夢の街“スーパーシティ”構想。
自動運転やドローンによる自動配送、遠隔診療、キャッシュレス決済など、あらゆる分野の先端技術を組み合わせ、行政や医療機関、民間企業からの多様なデータを活用して、高いレベルのサービスを提供する…というもの。


しかし、個人情報の保護が懸念され、一部ネット上では「監視社会が到来」という声も少なくありません。

与党議員も実際のところよくわからんままに賛成してるような気がします。




日本は欧米だけでなく、中国、韓国、台湾などの隣国と比べてもIT政策が遅れているのは明らか。
10万円給付のネット申請すらうまく連携できないクセにスーパーシティ…?
何を寝言抜かしてるのやら(笑)

どの国もITや人口知能は国策として取り組んでるのに、日本はやる気がないんです…


やる気が無いから先延ばし。


でなければUSBも知らない人物をIT担当大臣にするわけがないんです。



「監視社会」というキーワードに対して、過剰反応する層がいるのに対し、一方では、
「自分は真っ当に生きているから監視されても何も困らない。反対してる奴らは犯罪者だろう」と緩~い人たちもいます。


私はどちらかと言うと、真ん中、やや前者寄りです。


最近は、帰宅する時間に合わせてエアコン設定したり、起きる時間に合わせてお湯が勝手に沸いてる設定ができたりします。
が、それは、この人は何時に起きて何時に出かけ、何時に帰宅する、の情報を全部、監視されているという事です。
パソコンの検索履歴やテレビの視聴状況で趣味嗜好もわかりますし、さらに公共料金の請求・支払いをネットで行えば、その人物はほぼ丸裸。


「自分はやましい事など何もないから監視社会になっても何も困らない」というのは、監視する側が万全な場合だけです。

それが信用できないから問題なんですよ。



ちなみに、
“スーパーシティ”構想の実現に向けた有識者懇談会の座長は竹中平蔵氏。

ほぉら、
とたんに胡散臭くなりましたね(笑)

もちろんパソナと電通が一枚噛んでます。