同名の映画も公開されるギタリスト、ジャンゴ・ラインハルト。
ギタリストというカテゴリにおいては、もはや別格の人、“歴史上の偉人”です。
フランスとベルギー国境のジプシー・コミュニティで1910年に生まれたジャンゴは、1920年代からパリで音楽活動を始めています。
ジプシー音楽とジャズを融合させた流れるような美しいフレーズ、時に明るく、時に哀愁に満ちた音色。
コード弾きだけのリズム楽器だったギターをソロ楽器として確立しました。
活動期間は長かった人ですが、現在入手できるのは国内盤ならコンプリート盤かベスト盤的なものしかないと思います。
しかも、２枚買えば必ず曲はダブってます(笑)
ですので、どれを聴いてもそう大差はなく（全部チェックしたわけじゃないですが）、むしろベスト盤はありがたいかも。
ジャンゴ・ラインハルト、18歳の時に火災に遭い、左手の薬指と小指が不自由になってしまい、人差し指と中指の２本しか使えなかったと知ったのは、１回聴いた後でした。
…左手の指が２本しか使えない人がこれを弾いてるの？
（映像は見る事ができます）