男女共同参画白書:無償「家事」年約77兆5000億円
…という新聞記事。
小さい記事ですが、ほとんどの新聞は「出産を期に離職する女性が多い」事を指摘、企業に対策を促してします。
(上の写真は読売新聞)
某新聞記事では、家事・・育児・介護など全国の家庭内で無償で行われている活動を貨幣価値に換算すると、年間で約138兆5000億円に上ることが、内閣府の推計で分かったという事を紹介。
2013年版「男女共同参画白書」によると、最も大きな割合を占めたのは炊事、洗濯などの「家事」で約77兆5000億円。
138兆5000億円という数字は、2011年時点で名目GDPの約3割に相当し、内閣府は「現在、家庭で担っている活動を外部化すれば、大きな経済効果を生む余地がある」と。
あのね、
忘れた頃に「家事をカネに換算するといくら」という提言なのか何なのかよくわからない、田嶋センセイあたりが大喜びしそうなモンが出て来ますが、前提がまず間違ってますよ。
「家事」は経済活動ではありませんから数字を出す事自体に意味ナシ。
炊事・洗濯も費用がかかり、それは自分自身が支払ってるのに、一部だけを貨幣価値に換算って…?
家事は大変だよ、という事とこういうのとは別です。
で、何ですか?
「現在、家庭で担っている活動を外部化すれば、大きな経済効果を生む余地がある」??
意味がわからないんですが、まさか家政婦を雇いなさいって事?