2013.2.23 太海・聡丸 マルイカ釣り | ちゅん助のFishing Diary

ちゅん助のFishing Diary

3.11以降、なかなか釣行もままなりませんけど、月1~2回程度の船釣りを楽しんでいます。
主戦場は外房・南房。たまに常磐エリアへ。。。

南房・小湊沖でマルイカが釣れていると聞き、いてもたってもいられなくなって行ってまいりました。
小湊といえば、寿々木丸さん、鯛丸さん、小沢丸さんに乗るのが順当なんでしょうけど、以前にも乗ったことがある船宿さんということで聡丸さんにお世話になりました。

木曜日くらいまでは土曜日午後船で、と思っていましたが、木曜日夜に船宿の女将さんから電話があり、「釣況的にも午前のほうがいいですよ」と。
一晩悩んだ結果、午前船に乗ることにしました。
例年、このあたりで釣れるタイミングは早いけど、なにせ水深が深いところ。
というわけでタックルは電動リールを用意しました。
船宿さんのHPを見ると、ライトならシンカーは40・50・60号を使い分けてよい、とのことだったのでとりあえず3種類と、ノーマルでブランコ仕掛け用に80号も用意。

5時半集合で集まり次第、出船ということで5時前には到着。
ココは予約順で釣り座が決められる仕組みで、私の釣り座は右舷ミヨシ2番。
大型船でお客さん6人プラス若船長が竿を出すだけですので、とてもゆったりした間隔でした。

6時前には河岸払いし、小湊沖へ。

今日の道具立ては、
ロッド:ダイワ 極鋭マルイカレッドチューン MH-147
リール:シーボーグ150J-L

ライン:PE0.8号 200m
仕掛けは直結5本スッテで間隔100cm
シンカーは50号で終始、通しました
深場ということで間隔120cmで作り直そうかとおもったんですが、自宅にイカフックがないことがわかり、昨年、浅場で使ったものをそのまま流用です。

本日のスタートスッテはこんな感じです。

朝はうす暗い時間から始まったので、明るめにということで、
上から、
・ダイワ シャギーまっ茶 45SZ
・ヤマシタ チビイカ5 K13
・ヤマシタ  チビエビ5 KPG
・ミサキ FNネオン パープル
・ヤマシタ チビイカ5 P13
をセット。

水深は終始、90m~120mでした。
深場のマルイカ釣り、実は初めてで、このロッドに40号を超えるシンカーをセットするのも初めて。
釣り開始当初は、舞い上がっていたせいか、シンカーの重さなのか、イカが掛かった重さなのかがサッパリ判らなくて焦りました
水深があるのでイカが掛かっていないのに仕掛けを上げたくはないですし(笑)

周囲が一流し目からポツポツと上げている中、私がようやく型を見たのは二流し目でした。
昨年、永田さんの釣り教室で教えていただいたように、着底から糸フケを取るまでを丁寧に聞き上げていくことでアタリを出すことに成功

朝一は一番上のシャギーまっ茶のメタルスッテによく抱いてきましたね。というわけで序盤はなんとかペースを掴み、ポツポツと追加できました。



開始から2時間たった8時ごろ、運よく3杯掛けに成功
ズッシリとした重みを味わうことができました。
ところがその直後からスランプに嵌りました。。。
3杯掛けたときの重さを体が覚えてしまって、そのあとに1杯掛けたときの重さが判らなくなってしまいました
浅場ですと、その調整は容易なんですが、深場は潮の流れの抵抗がラインに当たっていること、「これ、イカ掛かってるのかな? でもイカが掛かっていないのに仕掛けを上げたくないな」っていう葛藤もあって、なかなか確信が持てない状況が続きました。。。

焦れば焦るほどドツボに嵌ってしまうのですが、その後、竿先に注視して100m先から伝えてくるイカの乗りを捉えることで徐々に克服

イカがスッテを抱いた瞬間は竿先がフッと戻ったり、ほんの少しおじぎしたりしますが、この瞬間に掛けないと口近くのいいところに掛かりません。
スッテを抱いてたものの違和感を感じてスッテを離すときは、派手なアタリが出ますけど、足先に掛かっているだけのことが多く、うまく掛かっても100m下から巻き上げてくる途中
くいーん、くいーん
と竿先を引き込んで、「イカは間違いなく掛かっている」と判るんですが、水面近くまで来てバラしてしまったりっていうことが多かったです。
もっと抱き始めのアタリをとって掛けられれば釣果を上げられるんでしょうね。
なんとも深場のマルイカ釣り、難しいです

昨日は天気も良かったので日が差し込んできた時間帯からは周りの様子も見ながら、スッテをケイムラやピンクにチェンジ。

近くには、海馬さん、うめさんが乗っていた寿々木丸、鯛丸もいました。



昨日はイカを探してクルージングということもなく、仕掛けを上げて船を流しかえても、すぐにポイントが定まって投入、っていう感じでイイ釣況だったと思います。

終わってみたらちょうど30杯、ヤリイカは2杯混じりでした。


おまけに帰港時に若船長が自身が釣ったイカを、それぞれのお客さんに分けてくれました。
ありがとうございます

帰港してからお客さんそれぞれに、おこわとお茶が配られました。



駐車場から太海漁港を眺めたところ。

左手に見えるのが仁右衛門島です。

いつまで釣れ続くかわからないけど、釣れているうちにまた深場のマルイカ釣りやりたいな、と思いながら港を後にしました。