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オガタマの木と境内社
鹿島神社
伊邪那岐神社
高房神社
奥宮
の四社合祀の社と
香取神社
手子后神社
八龍神社
江神社
若宮
の五社合祀の社です
招霊(オガタマ)の木
(小賀玉・黄心樹)木蓮科
幸運をもたらすの樹の代表格の精霊の宿る木です。
近寄ってパワーを受け移りましょう。
「折り取らないで下さい」
社務所
一円玉裏←招霊の木
おきすの津(港)と碇
大船の香取の海に碇おろし
いかなる人か物思わざらむ(柿本人麿)
今よりはぬさとりまつる船人の
香取の沖に風向うなり(藤原家隆)
広大な内海であったために、香取の海といわれた
古代の水郷の中で、おきすの社と呼ばれた水の神、息栖神社の所在する息栖の地は、おきすの津(港)とよばれて、周辺の陸地との交通上の船着場として、大きな港としての役割を果たしていた。
徳川時代になると、幕府の拠点江戸と東北との交流が盛んになり、その水上輸送路は、江戸川・利根川・水郷地帯・銚子川口から鹿島灘といった航路が選ばれていた。これらの長距離輸送には、当然大型船舶が用いられ、その往復途上、息栖の津に立寄っては、息栖の神々に航路の安全と、家族の安泰とを祈願した。この碇はそうした祈りをこめて、息栖の神に献納された物であろうが、それが何船によってのことかさだかではない。けれども潮に晒され鉄片のはがれ落ちた旋の姿から、道の奥(東北)と坂東(関東)との間にたって、物資輸送に励まれた船人の、遠い昔を偲ぶ手掛りとなっている。
帆柱ぞみをつくしなる大船の
かとりの浦の見るめからねど
(利根川図誌より)
神栖市教育委員会
(14:23)
🔻2024年2月東国三社巡り