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力石とちび狛犬さんたちと天能くんとお賽銭
(サイズ感)
カ石
この力石は春秋の祭り夏の昼休み夕涼みがてらに集まった若者たちの力競べに用いられたもので外にも幾つかの小振りな石があり、それぞれに手頃の石に挑戦し体力を誇り練り自信を深め最後に、この石を高々と差し上げた者が力の王者としての栄誉を受けたと云われている。
野趣に満ちた極めて素朴な競ではあるが社の中で行われるだけに神と人間とが一体となって体力と気力の発散に汗みどろになって喜ぶさまが偲ばれる。
現代人には程遠くなった祖先たちの青春時代の遺物の一つである。
なお、この石の一つ(右側の五十貫余)は
対岸の侠客、笹川の繁蔵が自らの力を試すために使われ奉納されたものと伝えられ「繁蔵の力石」とも云われている。
息栖神社
🔻2024年2月東国三社巡り