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こちらの記事は
東京都目黒区
【大鳥神社】
2024年3月
10:17〜10:28
の記録(アルバム)です看板持ち


※記事の日時=記録整理用日時です
写真や動画の流用は固くお断りします



(↑↓10:23)

拝殿に向かって右手に安置されている

くし塚



くし塚」由来と参拝のご利益

日本では古来より『くし」は

幸運のシンボルと考えられてきました。

日本最古の歴史書「古事記」によると、

神祖伊耶那岐命は愛する妻耶那美命の死を悲しみ

「黄泉国(死の世界)」へ会いに行くと、

何と身体は腐って、蛆がたかっているので、

「この世」へ逃げ帰ります。

暗闇の死の世界から逃げる為に

髪に挿していた「竹のくし」を抜いて火をつけ、

松明代わりに道を明るく照らし生還されました。

又、大鳥神社の御祭神である日本武尊命は

妻弟橘媛命と東国へ渡る際、

浦賀水道で風波が荒くなり

海神の怒りを鎮める為、

妃は海に身を投げ、

身代わりとなった妃の「くし」は

浜に流れついて、今も祭られています。

「くし」はこのように人生の歩道を照らし

身代わりとなる力を持っています。

「くし塚」に御参りをすると

開運、無病息災、家内安全が得られます。

特に目黒大鳥神社の御祭神は

目の病、成人病、糖尿病、ボケにかからない為に、又お苦しみの方々をお救いする神様です。

多勢の方々のご参拝をお待ちいたします。

平成元年九月四日「くしの日」

奉納 美容週間実行委員会




「御神木」


年代不詳の昔から


武蔵野の名木と知られ


昭和5年、熱心な町民運動の末、


境内に献木される


昭和20年の空襲に見舞われるも


復活した奇跡の大銀杏である








東京都指定天然記念物

大鳥神社のオオアカガシ

所在地 目黒区下目黒三の一の二

指定 昭和38年3月19日

指定解除平成24年3月21日

大鳥神社境内に生育していたオオアカガシは、

基本種のアカガシに比べ非常に大きく、

薄い葉を繁らせ、また、雄花穂の花軸は

アカガシより太く長く、苞や果実も大きい

という特徴からアカガシの変種とみなされました。新変種命名の基準となった本樹は、

学術上貴重な樹木として、

昭和38年に東京都の天然記念物に指定されました。本樹の枝葉は、現在でも

オオアカガシCyclobalnopsis acuta (Thunb.)

Oerst. var. megaphylla Hayashi, var. nov. 

のタイプ標本として、国立科学博物館筑波実験植物園に保管されています。

指定時に闘高約16メートル、幹周り1.6メートルあった本樹は、生育環境の変化等により昭和50年代初め頃から樹勢の衰退がはじまり、数回にわたる樹勢回復事業も実施されましたが、

平成14年枯死が確認されました。

また、後継樹育成のため挿し木による増植も試みましたが、成功せず、平成24年に指定解除となりました。

ここに説明板を設置し、都内でも学術上貴重な名木が存在したことを後世に伝えるものです。

平成24年3月 建設

東京都教育委員会


(↑10:28)


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