神生みのはじまり
大事忍男神(おほことおしをのかみ)
[家屋造営のはじまり]
「大事」=これから神生みが始まる
「忍」 =威力あるもの
大事を成す威力のある男神
家屋造営の神
家宅六神
石土毘古神(いはつちびこのかみ)
住居の土台となる岩石と土の男神
石巣比売神(いはすひめのかみ)
岩石と土の住居を管理する女神
大戸日別神(おほとひわけのかみ)
安住の住居を得てその戸を守る男神
天之吹男神(あめのふきおのかみ)
屋根を葺く男神
大屋毘古神(おほやびこのかみ)
[家屋の完成]
家屋の神
風木津別之忍男神(かざもつわけのおしをのかみ)
屋根が風に吹き飛ばされないように
支えて持ち堪える男神
自然・自然現象の神々
大綿津見神(おほわたつみのかみ)
海の神
速秋津比古神(はやあきつひこのかみ)
水戸(川と海の境界/河口)の神
速秋津比売神(はやあきつひめのかみ)
水戸(川と海の境界/河口)の神
夫婦神で、8柱の神を生んだ
志那都比古神(しなつひこのかみ)
風の神
久久能智神(くくのちのかみ)
木の神
※「智」は男性を表す
大山津見神(おおやまつみ)
山の神
鹿屋野比売神(かやのひめのかみ)
野の神
草の神
鳥之石楠船神(とりのいはくすぶねのかみ)
大宜都比売神(おほげつひめのかみ)
火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ)
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参照元
📘西東社『図解古事記・日本書紀』