オーストラリアのホバートへ行くことにしたE島さん。
さっそく語学学校を探し始めた。
「えーと、何々、ホバートって語学学校、これしかないのか。あんまり選択肢ないんだな。」
語学学校は数件しかなく、ほぼ3択で選ぶしかないという事に気付いた、E島さん。それならそれで、悩む必要がなくっていいな、と思いつつ、どの語学学校がよさそうか調べ始めた。
参考:タスマニアの語学学校
「あ、ここがいいかも。えーと、そしたら申込を・・・うーん、と。」
エージェントを通さずに、語学学校に申し込む場合、その語学学校のHPへ行って、申込をしなければいけない。E島さんにとっての、初めての関門だ。
「お、申込の画面みっけ~!あとは入力するだけか。意外に、いけるかもしれない。私、できる子かもしれない。ふふふ( *´艸`)」
事前に日本語で学校の情報を調べていただけあって、英語で書かれた入力画面であっても、何を聞かれているのか、どういう選択肢があるのか、把握できているので、スイスイと入力は進んだ。わからない文章は、Google翻訳が助けてくれた。少し文章がおかしい所はあるものの、だいたいの意味はわかる。いいぞ、Google!
「あっれ?滞在方法を選ばないといけないのか~。ホームステイか、学生寮の2択か。うーん。どうしよう。」
学校を選べばいいだけだと思っていたE島さん。ここに来て、滞在方法を選択しなければならない事を知って、戸惑っていた。一度入力画面を置いておいて、日本語の情報サイトで、滞在方法を見比べてみたが、どちらもメリット・デメリットあり、どちらがいいのかわからず、選べない。
「これは、一回先輩に相談だ!」
やはり、先輩からの返信は、早かった。
「先輩って、そんなに妄想すきだったっけかな?」
どうでもいい事を思いつつ、素直に妄想の世界へ旅立つE島さん。
理想は~
・くつろぎ空間のあるリビングで~
・お家は広くなくってもいいけど居心地のいいところで~
・4人くらいで暮らしていて~
・みんな国籍が違くて~
・学生もいるけど、働いている人もいて~
・みんな同世代だとうれしいな~
「あれ、でもこれじゃあ、ホームステイも、学生寮も違くない?ダメじゃない?これ何の意味があったんだろう。」
ちょっとモヤモヤしながら、理想の状況と、選択肢に当てはまらないことで、さらに混乱したという事を、率直に先輩に伝えた。
先輩のくれた解決法は、小難しい話でも何でもなく、とてもシンプルな話だった。
「それでいいのかー!!」
言われてみれば、単純な話で、でもそれは、自分では思いつかなかった選択だった。すでに決められた選択肢があるのなら、そのどちらかからしか選べないものだと、勝手に、思い込んでいたのだ。
続けて、先輩は言った。
確かに、海外では積極的に行動をすることが大事だと、聞いたことがあったが、自分では思いつきもしなかったのだ。そして先輩からの想定外のアドバイスによって、自分の理想通りの過ごし方ができるかもしれないと、テンションが上がった。その勢いのまま、拙い英語だったけれど、何とか、学校のHPから、問い合わせを送ることに成功した。
そして、返信は、翌日に来た。
「よしっ!」
次回、E島さん、しばらく準備が続く。