貴志祐介「我々は、みな孤独である」 | ☆つっこのオモチャ箱☆

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こんな小説を読みました。

 

 

 

「我々は、みな孤独である」(貴志祐介)

 

 

 

先に読んだ息子に感想を聞いてみたら…

 

 

「…なんて言っていいか分からない真顔

 

 

とのこと。

 

 

ネットでも、感想は賛否両論だったので、とりあえず自分でも読んでみました。

 

 

 

そして、私の読後の感想は…

 

 

「…なんて言っていいか分からない笑い泣き

 

 

息子が、そう言っていた意味が分かりました(^^ゞ

 

 

 

小説の内容は…

 

 

ある探偵(茶畑)は、奇妙な依頼を受ける。

 

依頼内容は、「自分を前世で殺した犯人を見つけてほしい」

 

 

突拍子もない依頼だが、依頼主は金持ちのお得意さん。

 

そして茶畑には、早急に大金を用意しなくてはいけない事情がある。

 

 

そこで、依頼主がみたという「前世の夢」からヒントを得て、依頼主の前世を調査していくと、次々と不思議なことが起こって…

 

 

 

 

貴志さんの「探偵小説」だから、『鍵のかかった部屋』のシリーズみたいにコミカルなテイストかな~口笛

 

 

なんて思ってたら、全然違った…滝汗

 

 

反社会勢力的な方々も登場するので、わりとヘビーな暴力シーンも多々あります。

 

 

想像力を働かせすぎると、「オェ~ゲロー」っとなるスプラッタなシーンもあります。

 

 

また、いつの間にかストーリーのメインは「前世」の解釈に変わっていきます。

 

 

 

だから、「貴志さんの小説を初めて読むよ~」という人には向いてないかな~、と思いますあせる

 

 

貴志さんの作品で、異世界をテーマにした「新世界より」「ダークゾーン」、そして、グロテスクな描写が満載だった「悪の教典」。

 

 

これらの作品が好みの人なら、この「我々は、みな孤独である」にハマるかも口笛

 

 

 

それなら、私にとっては面白かったのか?…と聞かれると答えに悩みます(^^ゞ

 

 

「これ、なんなんだろう?」…と思いながらも、一気に最後まで読まされてしまった。

 

 

そんな作品でした。

 

貴志さんの筆力には、私を引きつける吸引力があるようですてへぺろ

 

 

だから、もしこの作品を読んだ人がいたら、その人の感想を聞いてみたいです♪