小1の壁、30の壁…
人生にはいろんな壁があるようですが、
まさか、50の壁があったなんて…
免疫抑制剤をやめて半年が過ぎた今年の4月頃のこと。
「そろそろ、帯状疱疹ワクチンを打ってもいいでしょう」と担当医から言われ、うれしくて小躍りしていた私です。
というのも、
骨髄移植前に免疫力が低下して帯状疱疹にかかった経験があって、その時かなり辛かったので、出来れば二度と経験したくない病気のひとつだから。
早速、かかりつけ医のところに
帯状疱疹ワクチンの予約の電話をしたのですが
「サイちゃん(私のこと)は、まだ50歳ではないのて帯状疱疹ワクチンは接種できませんよ」
とあっさり断られたのでした。
えー!
事情を説明して粘ってみたものの
ダメなものはダメ。
説明書に「50歳以上が接種する」とありますので…とのこと。
まさか、「50の壁」があるなんて…
と呆然としていた私でした。
調べてみると、
帯状疱疹ワクチンには不活化ワクチンと生ワクチンがあるようで、年齢制限があると断られたのは不活化ワクチンの方のことだったようです。
おそらく、私の状況だと、
生ワクチンであれば、あと何年も待たなくても
打てるようにはなるとは思いますが、
それまでの間、予防のために薬を飲み続けなければなりません
ところが、今月に入って、
別件で、かかりつけ医にお会いすることがあって、改めて相談してみると、
その帯状疱疹ワクチンは、2023年6月に
「帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の成人」も対象に変更になったとのこと。タイミングよく、変更になったことが分かって、良かったー
これは私のように年齢的にワクチン接種を諦めていた人にとって朗報ではないでしょうか?
きっと、世の中のどなたかが働きかけてくださったおかげなのでしょう…感謝しかありません。
ちなみに、この不活化ワクチンはお高いですが
かなりいいワクチンのようで、
先生ご自身も、50歳になったら打ちたい、
とおっしゃっていましたよ。
そんなわけで、
「50の壁、崩壊」です!!
私も、めでたく、
帯状疱疹ワクチンを接種することができました!