病気をする前は電車とバスを乗り継いで通勤していた。

いつも乗るバスは決まっていて、乗る人の顔ぶれも変わらない。乗る人がそれほど多くないから、お互いに顔見知りにもなるし、挨拶くらいはするようになる。


毎日、同じ時間に同じバスに乗っていると、あの人は◯◯バス停で降りるとかいうこと以外に、気付くことがある。あのおじさまはいつも同じ席に座るのよね、とか、あの人はバスに乗る前に必ず駅の立ち食い蕎麦の店に寄るとか。みんな、いろんなルーティンがあるみたいだった。


退院後、私はリモートワークになったから、あのバスに乗ることは無くなってしまったのだけれど、みんなは変わらずバスに乗っているかな。


今の私の朝のルーティンは

元気で過ごせることへの感謝の気持ちを込めて

家の前を柄の長い箒で

静かに掃き掃除をすること


よい一日になりますようにキラキラ



毛深かったので、毎年ノースリーブを着る時期がやってくると、ムダ毛処理が大変だった。


10代の頃、ワキ毛がぼうぼうなのを見かねた母が、自分が使用していた脱毛クリームを塗布してくれたのだけれど、それが効かないくらいの剛毛驚き


それが移植の前処置で髪だけでなく全身の体毛が抜け落ちた時は「へー、この私の剛毛でも抜けるんだねー」と半ば感心した。


移植後は日焼け防止のために肌の露出は控えていたのでムダ毛処理することもなかったけれど、今年は移植から5年になるし、暑かったこともあってノースリーブのワンピースでお出掛けすることに。着用して鏡を見てビックリ…


あれ?

ワキ毛、無い…

しかも、毛穴も見えないくらいツルツル飛び出すハート


長年の悩みがひとつ解消されていたのでした。

鎮静剤の副作用だったのか、暑いのと空腹で思考回路がおかしくなっていたのか、一万歩以上歩いていた。


上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)は、気が重かったが目が覚めると終わっていた。

病院の滞在時間は約一時間。

思っていたより早く済んだ。


とりあえず電車に乗り、スーパーへ向かう。

自宅とは全く逆方向のお店だけど、こういう日でもないと行けないからね。


空腹だったせいか、歩きながらでも食べられそうな手頃なサイズの干し芋をチョイス。そこまでは良かったのだが、普段は高級過ぎて手が出ない「さくらんぼ」とか、遠方の店で手持ちで持って帰るには重たいであろう「ホットケーキミックス」まで買ってしまった…あんぐり


さて、帰ろうか。

買い物した荷物を持って、

歩いて、歩いて、歩いて…


気がつくと、回り道をして20年くらい前に住んでいたところにも寄ってしまったひらめき


時計を見ると帰りのバスの時間まで、あと10分。

急ぎ足でバス停へと向かう。あれ?バスの出発時間には間に合ったはずなのに、バス停に停車中のバスは行き先が違っている…よくよく時刻表を見たら2時間後になっている知らんぷり

どう見間違えたのやら。


仕方ない。近くのカフェで休もう。

冷たいものは苦手なのに氷たっぷりのキンキンに冷えたドリンクをオーダー指差し


それにしても抑えていた日頃の願望が見えるような行動をしたものよ…


検査前の注意で、今日は「車やバイク等の運転はダメですよ」って言われていたけど、私の場合は歩きでも注意だね、と思った一日でした。