2023年夏頃から受け始めたワクチン接種。

この春(2025年)、予定していたすべてのワクチン接種を終えることができました!


骨髄移植をしたことで今まで持っていた細菌やウイルスに対する免疫(子どもの頃に予防接種して得た抗体も!)がなくなっていたので、改めてワクチン接種を受けてきたわけですが、これで順調に抗体がつけば、ひと安心です。


子どもの頃のワクチン接種は公費で受けられますが、大人になると自己負担。ちなみに、新型コロナワクチンやインフルエンザワクチンを除いても、支払ったワクチン代は

131,600円。


帯状疱疹ワクチンは一回の代金が高いので病院で会計する時にビビりましたが不安、一カ月おきぐらいで接種ですし、その他のワクチンは一回当たりのワクチン代は5,500〜12,000円の範囲内だったので何とかなりました。

こう考えると、子どもの頃に公費で予防接種させてもらえるというのは本当にありがたいことですね飛び出すハート


私の場合は、新型コロナワクチンやインフルエンザワクチン接種も含め、ワクチン接種のために毎月のように病院に通ったことになるのですが、幸いにも、つい最近まで半日のリモートワークだったから、多少の体調不良はあっても大きく体調を崩すことなく順調にワクチン接種を受けられたのかもしれません。勤務先の配慮にも感謝です。


晴れ渡った空の下

私は小高い丘の上で寝そべっていた

ちょうど骨髄検査をするときのような姿勢で

景色を眺めている


遠くに鳥が飛んでいるのが見える

大きくて真っ白い鳥だ

いいなぁ、気持ち良さそう


すると、その白い鳥は

こちらの方に向かって

スィーっと真っ直ぐ飛んできた

おっ、近い、近い、近い…

なんと私の肩にとまった


そして私の首をツンツンとつついた

くすぐったいよ…


…こんな夢を見たの、と私が言うと

あなたは木にでもなったのかい?

と夫が言った。


「私もMDSだったんです…ご主人のこと本当に残念でしたね、大変だったでしょう…」

骨髄移植して体調の良い時も悪い時もあるけれど元気です、と私が言うと

「…あなたもMDSだったの?白血病でもなく、悪性リンパ腫でもなくMDS…」

Aさんは、亡くなった旦那さんのことを

「彼は…立派なひとでした」と懐かしそうに話し始めた。


出会ったころの話から、数々の楽しい思い出から、病気の治療を断念した後の話まで…。残された時間は友人らと別荘で楽しく過ごしたり、仕事関係などの様々な手続きは家族が困らないように全てキレイに済ませて、その生涯を終えられたのだと…。


Aさんの旦那さんが病気になってしまった15年くらい前と現在を比べたら、医療は進歩して、かなり良くなっていると思う。私だって15年前に治療を受けていたら難しかっただろう。今できる限りの治療を受けられたから、いろいろあるけれど、こうして元気で過ごせているのだと思う。


私が治療を始めた4年前には、病気の進行を遅らせる薬もあったし、定期的に通院して輸血を受けて長く生活している方もいた。でも、完治を目指すなら骨髄移植しかないといわれている。そして、移植するにしてもHLAの型が一致するドナーがいるか、年齢的なことや耐えられる体力があるかなど、様々な理由で皆が移植を受けられるわけではないという状況は続いているのだ…。

これから、骨髄移植が年齢や体力的によらずに受けられるようになったり、移植後の感染症をより防げるような体制が確立されたり、GVHDが出にくいHLA型の組合せの研究がもっと進んだらいいなと思う。


Aさんは、私を感慨深そうに見つめて言った。


「あなたが普通の人に見えるから…

亡くなった主人も、きっと喜んでいると思います」