体育祭では、今一つ、盛り上がりに欠けたような、
様子を見せるピン太(中2)である。
その翌日~部活も休みであり。
そろそろ、中間考査の準備とかで、
溜まっている数学のワークと格闘していた。
休み休み・・・。
やはり、数学は他の教科と比べると、
作業効率が、ぐっと下がり。
欠伸しながら、休憩しながら、
やっとこやっとこ、のこのこと、進んで行く感じ。
他の教科とのギャップは、明らかであり、
若干のLD傾向もあるのだろう。
幼い頃から、それが明白であった兄・ジン(中3)とは違い。
年が上がるにつれて、周囲との差が、
分かるようになっていく特性は、また、厄介なものであるなあと
彼を見ながら思う。
他者との差もであるが、『個人内差』である。
けれども、
現在の日本の教育現場で、それを言った所で、
もとい、我が公立の中学校では、何の支援の対象にもならないことは、明白で。
だから、塾の力も借りているのである。
大学入試などで、本格的に、LD傾向のお子さんへの
この辺りの配慮があったとしても、
そこから、漏れるレベルには出来る。
微妙な位置にあるお子さんも多いのではなかろうか。
ま。
それは、そうなのであるが。
最近の彼は、葛藤も若干抱えつつ、
けれども、常に、動けている。
彼が、身動きが取れなくなった状態になったら、
アウトだと思っている。
昨日、午前中、カメの歩みの勉強のあとは、
ピン太:「今日も、展望台に行ってくる。カメラ貸して。」
で、
午後、一人、自転車で、往復何時間もかけて、都庁展望台へ。
「高層ビル」の写真を撮りに。
なんで、そんなに、高層ビル?なのか、尋ねると、
ピン太:「あれは、色んな所の目印になるんだよ。おれ、一人で、色んな所に行きたいから。
一人で、自転車で出かける『目印』にすごく、役立つよね。♪」
だから、一つ一つの、ビルの名前と、建物の構造上の特徴を、覚えているのか・・・。
自宅で、撮ってきたビルの写真を解説する姿は、まるで、ジン(中3)のよう。
では、交友関係は?
と、思っていたら、
今日は今日で、代休なので。
やはり、午前中に、数学と格闘して。
午後は、以前から約束していた、同じ部活の友達の家に遊びに出て行った。
夕方からは、ピアノのレッスンと、
その足で、塾もある。
身動きが取れないどころか、
一人でだったり、友達とだったりで、
動き回っているではないか・・・。
ジン(中3)に比べたら、机に向かっている時間は少ないのであるが。
今は、まだまだ、大丈夫そう・・・。