2013年 82歳
このころから話したくても言葉が出なくなってきた。
脳の小さな梗塞とかがすすんだのかな?
ご飯の用意はするけど、すべてを細かく刻み(歯がほぼないしねーっ)
更に野菜に果物も入れて一緒に煮物を作っている。
ポットのお湯は98℃保温で常時満タン。真夏も。
ただ、洗剤等、食べ物と一緒にすることはなく、
お風呂もトイレも洗濯も整容も自分でできている。
会話がないせいか、父も認知機能が低下してきてて頼りなくなる。
そして車はまだあきらめていない
言葉が少なくても
ヒートアップするので車の話をしないようにする。
ただ、
車を取り上げた憎い娘として、私に怒りが向かうかと思っていたけど
怒りは取り上げた直後だけで、その後は忘れちゃったみたい
車がないことには怒りがあるけど
取り上げた私に対しての怒りはない。忘れてくれて良かった
2013年の年末に行った時はもう、
決まった数個の『単語』しか出なくなってきていた。
なので意思疎通が更に難しい
しかも
『車』『ご先祖様』『ご供養』『ありがとうございます』
みたいな
ありがたい言葉が多い(笑)
大根も
テレビも
メガネも
『ご先祖様・・』と言ってしまう感じ(笑)
薬を『ご供養』と言ったり
『あんた、○○家のご先祖様、ご供養、ご供養、車・・・・ほらっ』
本人はちゃんと話しているつもりらしい。
なんでわからないのって感じのポカーンとした顔をする。
ほらって言われても・・
いや、わかりませんからーっ
って感じ
まぁ、
汚い言葉が残るよりありがたい言葉ばっかりでよかったよねー
って 姉とよく笑ったもんだ