甕の中の秘宝を守れ!古酒がダメになるNG置き場所 | もっと泡盛を知りたい人のためのブログ

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沖縄の泡盛メーカーである忠孝酒造(ちゅうこうしゅぞう)の泡盛つくり体験を担当している井上がお届けします。

泡盛古酒は時間をかけてゆっくりと熟成していく、まさに「甕の中の秘宝」です。しかし、せっかく大切に育ててきた古酒が、置き場所を間違えただけで台無しになってしまうことがあります。

 

ここでは、古酒がダメになるNGな置き場所について、3つご紹介します。ぜひ参考にして、あなたの秘宝を守り抜いてください!

 

直射日光(紫外線)の当たる場所

泡盛は太陽(紫外線)が苦手です。泡盛に含まれる油性成分が紫外線で分解し、不快な油臭になると言われています。

甕は、太陽が直接当たらない場所に置きましょう。

 

湿気の多い場所

湿気の多い場所は、甕の表面にカビが生えやすいです。不衛生ですし、カビの匂いが泡盛に移ることもあります。

風通しの良い場所に置きましょう。

 

強いニオイのある場所

泡盛は匂いを吸収しやすい性質があります。お線香や防虫剤が近くにあると、その匂いが泡盛に付くことがあります。

仏間や押し入れに置くときは注意が必要です。

 

古酒は、適切な環境で保管することで、その深い味わいを楽しむことができます。今回ご紹介したNGな置き場所は、ぜひ避けてください。