こんにちは。
忠孝酒造で蔵見学を担当している井上です。
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9月3日に行われた【古酒の日の講演会】
のお話です。
塚原さんの仕次ぎの効果についての記事はこちら↓
【仕次ぎの効果を科学的に裏付けた話】
今回はもう一人の講演者、島袋氏のお話です。
島袋氏はプロフィールによると山原島酒之会(やんばるしまざけのかい)を作った方です。
講演の演題にもあるように「すべての家庭の床の間に古酒甕を」を目標に活動しています。
▼沖縄タイムス
の記事の切り抜き
「古酒は子や孫に引き渡すことのできる文化遺産である」と氏は言います。
そして、次の世代とのコミュニケーション(絆つくり)をとる手段になるとも。
私が印象に残った話を一つご紹介します。
島酒之会には全くお酒が飲めない人もいらっしゃいます。
その人は、自分は飲まないんだけど「子や孫のために古酒を作りたい」といって参加しているそうです。
島袋氏自身も子どもの結婚披露宴で古酒甕を渡したり、孫が生まれたときに古酒甕を作ってプレゼントしているという話もしていました。
かくいう私も娘が生まれたときに古酒甕を作りました
名前だけでなく、手型・足型付きです
ついでに、生まれたときの体重と身長も入っています。
娘の嫁入り道具と一緒に持たせる予定にしています
そうそう、島袋氏の講演はこちらのブログが詳しかったですよ
読んでみて
『木を植えた男』 島袋正敏
<関連記事>
・【仕次ぎの効果を科学的に裏付けた話】
・【古酒の日の講演会に行ってきました】
<記事の魚拓 2010.09.04>
県酒造組合連合会は3日、那覇市内のホテルで、「古酒(クース)の日」講演会を開催した。9月4日の古酒の日に合わせたイベントで、泡盛古酒の文化を学ぼうと約200人が詰めかけた。講演した山原島酒之会の島袋正敏会長は「泡盛古酒は次の世代に引き渡せる文化財産」と話し、世代間のコミュニケーションが不足している現代だからこそ古酒づくりが重要と強調した。 2050年までに沖縄のすべての家庭に古酒甕(がめ)を普及させるという同会の活動テーマを紹介。「県内約40万世帯に古酒甕が普及すれば40万個。仕次ぎ用とさらにもう1個持てば120万個となる。県民の財産になり、世界中から注目される重厚な古酒文化ができる」と呼び掛けた。 また、トロピカルテクノセンターの塚原正俊氏は、古酒を熟成させるために行う「仕次ぎ」が泡盛に及ぼす影響を科学的に調べた研究成果を報告した。