もろみ室の風景 その1 | もっと泡盛を知りたい人のためのブログ

もっと泡盛を知りたい人のためのブログ

泡盛を作っている者による、泡盛好きな人のための、マニアックな泡盛情報。
沖縄の泡盛メーカーである忠孝酒造(ちゅうこうしゅぞう)の泡盛つくり体験を担当している井上がお届けします。

こんにちは。
忠孝酒造で蔵見学を担当している井上です。

ブログへの訪問ありがとうございますっ!!

にほんブログ村 酒ブログに参加中です。
一日1クリック、協力お願いしますm(_ _ )m

少しずつ、蔵の作業風景などを載せていくことにします。少しずつ・・・にひひ

忠孝酒造では米蒸しや製麹、お米の移動は機械で行っています。
これは、「機械ができることは機械に任せる」という方針だからです。

それで空いた時間、人を【研究】 や今回紹介することに向けています。

今回紹介するのはこちら↓

もっと泡盛を知りたい人のためのブログ-もろみ01

もろみ(麹と水と酵母が混ざったもの)を撹拌している風景ですカメラ
写真カメラはこのあいだ研修で来ていた琉球大学の学生ですにひひ

忠孝酒造ではもろみの撹拌を手作業で行っています

手作業の方が、時期に合わせた撹拌の強弱がつけやすいんです。

発酵の最初のころは酵母が増える時なので、酸素をたくさん必要とします。
また、麹米が下に沈んでいます。
そこに熱が貯まりやすいので撹拌して熱を逃がしてやる必要があります。

そんなわけで、最初の頃はしっかりとDASH!撹拌しなくてはなりません。

反対に発酵の後半になると、撹拌をあまりしない方がいいんです。

そのあたりの細かい調整は人の手で行った方がよいので、あえて手作業で行っています。
手作業だと、撹拌のしやすさなんかで、発酵が順調にいっているのかも分かったりしますよ得意げ

そういえば、撹拌の話は以前にも書いていましたねべーっだ!
 【撹拌について】

知ってますか?泡盛 井上支部-下

<関連記事>
 ・【撹拌について】
 ・【研究室の仕事 その2】