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良い香りのオレンジ色の花を咲かせていたキンモクセイも
冷たい雨が降って、地面をオレンジ色に染めました。
これも、風情があってよいですね。
 

キンモクセイ(代々木公園)

少し前まで、あちこちで、キンモクセイの香りがしていました。

本当に香しい香りですね。

 

キンモクセイ(金木犀、巌桂、丹桂)

モクセイ科:Oleaceae

モクセイ属:Osmanthus

種:モクセイ O.fragrans

学名:Osmanthus fragrans Lour.var.aurantiacus Makino

英名:fragrant orange-colored olive

 
白い花色のギンモクセイもきれいですが、
キンモクセイはギンモクセイの変種だそうです。
 
中国では、モクセイのことを圭とか桂と書き
ギンモクセイは銀桂、キンモクセイは金桂と呼ばれます。
雌雄異株で、日本ではほとんどが花付きの良い雄株が植えられているそうです。
雌株には、実がつくが、日本では雄株が多いので見られないそうです。
中国は、桂花茶の原料として栽培が盛んなので、中国へ行けば実が見られそうです。

代々木公園のキンモクセイ

キンモクセイ(金木犀)は、
生薬としては.
桂花(けいか)別名:丹桂
中医学的には、温裏薬に分類されます。
Osmanthus fragrans var.aurantiacus の花の蕾を用いる。
性味:温 辛 甘
帰経:心 脾 肝 胃
効能:①温中散寒・理気止痛:からだを温め、寒邪を散らし、気の巡りをよくして、痛みを改善する
  ②化痰止咳:痰を除き咳を改善します。
  ③芳香除臭:口臭などの改善
 
からだを温める性質があるので、熱性の体質の人は控えましょう!
 
香りの成分には、γデカラクトン、リナロール(ローズウッド・ネロリ・ラベンダー・ベルガモットなどにも含まれる)
リナロールオキシド、βイオノン、αイオノンなどが含まれています。
キンモクセイの香りには、リラックス・鎮静作用などがあります。
 
桂花茶として飲まれることも多いですし、
桂花陳酒(けいかちんしゅ:白ワインに桂花を浸けて熟成させたお酒)も有名です。
リラックス効果が期待できるキンモクセイの香りを、色々な形で、利用したいですね。

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