あなたと私が見ていた

  景色は違ったんだと

  気が付いたときは

  遅かった


  私は夏の終わりをみて

  あなたは秋の始まりを見ていた

  私は空のまぶしさがみえて

  あなたは 雲の陰がみえた

 

  私には今の2人しか見えなくて

  あなたは遠くの未来をみていた

  その未来の中には

  私の姿は映っていなかった

 

  私の心の景色は

  あなたと出会った夏のまま。。。


  

    何故なんだろう

    あなたの歌を聞くと

    涙がでるのは

    何故なんだろう

    あなたの声を聞くと

    心が痛いのは


    ここにこうして

    あなたのそばで

    いられるだけで

    幸せなはずなのに

    それ以上は

    何も望まないと

    決めたのに


    本当の気持ち

    伝えたくなる

    どうしてなんだろう・・・

   

     あなたの優しさを

     勘違いしてはいけないと思った

     あなたの優しさに

     甘えてはいけないと思った


     もう私は大人なんだから

     あなたほどでもないけど

     

     それでもあなたの

     そんな我儘を

     受け入れるだけの度量が

     なければ

     私の価値などないも同じ


     悲しいほど早く

     夏はすぎていく

     蝉の声も忘れてしまいそうな

     夏の午後