【なぜ中国思想に興味を持ったのか。きっかけは三国志!?】 | 四千年の知恵を味方にして人間関係の悩みを解決!

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人生を楽しく充実させるための,中国思想(といろいろ)からの学びを発信します

今からウン十年前、私が子どもの頃は、

中国はまだまだ開放されてもいませんでした。

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広い道路をたくさんの自転車が通っていたり、

広場でお年寄りが太極拳をしている、

といったのがステレオタイプだったと思います。

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中国に自分で行ったことがある人も

まだまだ少なく、

書物を通じてイメージを作ることが一般的でした。

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そういう時代、

三国志(西暦200年頃の中国の群雄割拠の歴史とそれをもとにした物語)

を題材としたテレビや漫画、小説、ゲーム等々が人気を博していました。

 

それに子どものころハマったのが、

私と中国との関わりの始まりです。

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三国志には孫子の兵法など、

それより前の時代の思想が登場します。

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私の関心はそれにも広がり、いわゆる諸子百家と呼ばれる、

春秋戦国時代(紀元前8~3世紀、周王朝の統制が失われ、

秦によって統一されるまでの時代)の思想書を読んでいきました。

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今では人気の漫画、キングダムが当時を舞台としていますね。

 

世情に疎い私は、いわゆる多感な少年時代にも

関心が移ることはなく、大学では中国思想を専攻しました。

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そして大学院を経て、

大学で中国関係の授業を教えることとなり、

今に至っています。

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ごく簡単に私の経歴を述べると、

以上のようになります。