大家好!

中国語の花岡真寿美です。

いつもこのブログをお読みいただき

有難うございますニコニコ

 

今日の表題は李偉という中国人の若者の言葉です。

要么赶紧去死,要么精彩地活着

「速やかに死ぬか、華麗に生きるかのどちらかだ」

 

彼は10歳の時の不慮の事故で両腕を失いました。

その時の彼の絶望は言うまでもありません。

「両腕をなくして、人生にどんな意義があるんだ…」と

生きる希望を失い、絶望した時期がありました。

 

12歳の時、水泳を習い始め、

2年後に全国身体障碍者選手権大会で優勝し、

16歳で今度は足の指で文字を打つことを習い始め

1分間に233文字を打ち、足指タイピングの速さで

世界一になりました。

 

19歳で足の指でピアノを弾くことを習い始め、

22歳で第一回「中国達人ショー」の

チャンピオンになりました。

 

この映像は「中国達人ショー」に

出たときのもので素晴らしい演奏が聴けます。

 

そして、我觉得在我的人生中,

只有两条路,要么赶紧去死,

要么精彩地活着という言葉も。

 

 
そんな彼も、今では卓球選手の女性と
結婚して、子供も生まれて幸せな家庭生活を
送っているようです。
 
さて、彼のことを知ったきっかけは、
弊社のオリジナル中検3級グループレッスン教材の
長文問題なのでした!
 
4月からスタートしたこの講座は現在、
張武静先生が問題を作成し、
小金井京子先生が解説を書き
私がレッスンをしています。
 

小金井京子先生

2021年度NHKラジオ講座のコラム
2022年度NHKラジオ講座テキスト執筆者
 
張老師はご自身も論語の著作を持ち、歴史文化に
精通された方で、毎回受講生さんの中国語能力を
高めるだけでなく、刺激になるような内容も考えて
教材を作ってくださっています。

張武静先生

「論語」に関する著作あり

 
弊社の中検対策講座は3級も2級も
オリジナル教材を使用しています。
 
時期、中検3級グループレッスンは
7月から再スタートします。
詳しくはこちらをご覧ください。
 

“我觉得我的人生中只有两条路,

要么赶紧去死,要么精彩地活着,

是精彩地活着这个信念支撑我走到今天。”

 

人生を華麗に生きるという信念が

自分を今日まで支えてきた、という言葉。

胸にグッときますね。

 

両手両足があって、健康ならば

出来ない理由を並べ立てていてはいけないと

強く思わされたお話でした。

 

人生は、一度きり。

李偉さんが見せてくれた生き様を忘れないように

生きていこうと思いました。