複雑なトラブルは基本に返る | 中学理科教師のつぶやき

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中学校理科教師として25年。ひとつの意見として、ここに私の日々考えたことを記録していきます。同業の方、現役生徒、現役親御さんとのネットでの交流もできるといいですね。

コロナウィルスで自粛してますけど

その間にも振り返りとまとめは必要。

 

とりあえず、教育コンサルタントとしての

振り返りをメモにして残しておく。

教育コンサルタントにお呼びがかかるときは

まず間違いなく複雑なトラブルが生じたとき。

 

複雑になったとき
トラブルになったときは
基本に立ち返るが大原則

世の中、簡単で無いことは少なくないが
そんなに多くもない。

複雑になっても
トラブルになっても構わないが
そこで陰性感情がわき起こると問題になる。

あいつが悪い、こいつが悪い。
○○するべき。
やりたくない。面倒くさい。
イライラする。
疲れた。眠れない。

などなど

こういうときは


1 複雑さの必要性を問い直す。

本当にそんなにたくさんの手順が必要か?
最初の目的は何か?
もっと簡単な方法はないか?
そもそも不可能な工程がないか?
チームに目的や工程が共通理解されているか?
議論が必要か不必要か?

2 トラブルの源を問い直す。

そもそもこれはトラブルか?
不利益を被るのは誰か?
自分はこのトラブルの当事者か?
トラブルはどう解決されるのが理想か?
自分にできることはあるか?

陰性感情を排除しながら
冷静に前向きに検討すると
たいていはシンプルな答えが見つかる。

答えが見つからないときは
あきらめるというのもひとつの手です。

いずれにせよ
正常な状態というのは
常にシンプルでストレスがない。

複雑でストレスフルな場合は
何かが正常でないので
それを点検してみるのです。

 

向こう1年間の相談案件は

まずもってこの手順で解決の道が見えてきた。

 

岡目八目と言うが

当事者でないから冷静に考えられる

問題、トラブルを正面から考えられる

見落としの可能性を検討できる。

 

そのように感じます。

 

春から企業向けの教育コンサルタント商品を

提供しようとリサーチしております。


ぴぴふぉとさんによる写真ACからの写真