公務員を辞めるのも楽ではない。 | 中学理科教師のつぶやき

中学理科教師のつぶやき

中学校理科教師として25年。ひとつの意見として、ここに私の日々考えたことを記録していきます。同業の方、現役生徒、現役親御さんとのネットでの交流もできるといいですね。

卒業式も終わり
修了式も終わり
高校の合格発表も出て
ついに私の退職が
正式に新聞報道されました。

いや、普通にちっちゃい字で
他の異動や退職の人と並んで
こまこまと掲載されただけです。

偉い校長先生とかは
写真入りで発表されますから
注目されますが

私の場合は発表のあと
保護者から
「やあ、くす先生、次は2年生?」
なんて声をかけられるほど
気がつかない人は
気がつかない(笑)

気にしているのは
本人だけとは、このことだな。

さて、さて

退職にあたって
職員室や理科室、理科準備室の片付けを
進めていますのですが

転勤異動や継続勤務に比べて
辞めるときは楽なのかと思ったら
ぜんぜんそんなことない。

退職したあとの
退職金を受け取るための手続き書類とか
教職員共済の健康保険に入ってたのを
国民健康保険に変える手続きとか
国民年金の支払い変更手続きとか
退職互助会への入会手続きとか

扶養の変更手続きとか

まあ、まあ、まあ、まあ
面倒くさい面倒くさい。

 

名前書いて

住所書いて

ハンコ押して

 

名前書いて

住所書いて

口座番号書いて

ハンコ押して

 

名前書いて

住所書いて

ハンコ押して

 

締めきりもあって
締めきりを過ぎると
あとからの手続きはできません とか

なんでそんなに追い込むかな。
まったくもって勘弁していただきたい。

でも、しかたないからやる。

やらないと

お金が受け取れない。

 

もっと簡単で緩やかな世の中になりますように。
(-人-)

はあ、楽して生きるのも楽でねーよ。