今日は、運動会の代休2日目ですからね。
ゆっくりやりたいことを
やって過ごしましたよ。
はい、ためてたネタもおろしましょう。
前回失敗に終わった花粉管観察。
リベンジを誓って
その後の報告をしていませんでしたからね。
2回目の挑戦は
1回目とは同じ事をやりません。
まず、花粉をとる花を
芝桜にしてみた。
だって、一番
花粉の調子が良いんだもん。
それから寒天培地の砂糖を多くしてみた。
栄養がいっぱいあると
花粉が頑張るような気がしないか?
花も蜜があって
あまーいからなあ。
この間は
控えめの6gぐらいだったから
今日は10gを投入。
それから寒天の割合を半分にしてみた。
前回はやたらとぷりぷりして固そうであった。
すこし、ねばぁっとしたほうが
めしべの先端(柱頭)っぽくて
花粉も動きやすいのではなかろうか。
変更点は以上。
かなり科学的だな(笑)
プレパラートをつくって
早速、観察してみるとやってみると!
花粉っぽい立派なやつだ。
前回と違うのは
花粉の間にゲル状半透明のものが見える。
よーく見ていると
なんか、こちゃこちゃ動いているなあ。
動いているものが
花粉由来の物質なのか
花粉についていた小さい生き物なのか
わからないけど
今回は、活発です。
でも、じーっと見てても
とくに何も起きません。
ちょっと間をおいて
再び観察
見えますかねえ。
ぷちっと赤い矢印のところ。
輪郭だけの矢印は目印の花粉です。
上の視野とずれているので
目安にして比較してみてくださいな。
たしかに、花粉の表面に異変が見られます。
これが花粉管か。
でも、これは管とは言わないなあ。
また、ちょっと間をおいて観察
お、上の方の花粉の表面からは
間違いなく管が伸びていますねえ。
下の方は、あんまり変わったように見えません。
よく見ると、あちこちから
ぴよぴよ出ていますねえ。花粉管。
さらに、1時間後
だらしなく伸びた
花粉管が観察できますなあ。
今回は
3年生の授業を突如メンデルの法則から
花粉管観察に切り替えて
お届けしました。
やはり、培地がよかったのでしょうか
全員、花粉管の伸びるのを
観察することができました。
芝桜はこの季節
かなり長い間、咲き続けますから
来年度も花粉管の観察は
芝桜でいきたいと思います。
おお、そうだ。
この写真はデジカメで撮りました。
簡単に撮れると、話には聞いていましたが
本当に簡単でした。
接眼レンズに、カメラのレンズを押しつけるだけ!
超簡単。
また、面白いものを見たら
デジカメで撮ってアップします。