今回は、中学受験コベツバサイトより、サピックス5年生に向けたデイリーチェックの学習・管理方法についての記事をご紹介いたします。

 

 

昨日は、「デイリーチェックの目的・分析・対策」をご紹介させていただきました。しかしその記事だけでは、実際に「いつ」「何を」「どのように」やればいいのかはわからないと思います。そのため、今回の記事ではより具体的な学習方法に落とし込んでいただける内容を記載しております。

 

〜もくじ〜

1 :「基礎力トレーニング」の学習・管理方法の詳細

2 :「デイリーサピックス」の学習・管理方法の詳細

1:「基礎力トレーニング」の学習・管理方法の詳細

「基礎力トレーニング」は、「デイリーチェック」テストにおいて、 (1)-(4)の計算問題は、「数値を替えた問題」で出題され、 (5)-(10)の小問は、ある回の「数値そのまま」で出題されています。 

前提として、「毎日やる」ということはあくまでも学習の手段でしかなく、本人の効率的な成長の為には毎日1ページ行うことが必ずしも重要ではない、ということは認識しておいてください。 
※但し、数日に分けつつも、 デリチェまでには範囲の全小問をこなしておくことは、量的にも重要です。 速く正確に計算及び基礎レベルの小問を正答する力は、入試でも6年生以降でも必須だからです。 

まず、現在の範囲にある1ページ10問を解きます。

▼: (1)-(4)計算問題

間違えた問題は、「なぜミスをしたのか」の確認を行い、 計算時に「どこに気をつければ同じミスをしないのか」を本人に考えてもらい書かせます。 次に、間違えた同じ問題の解き直しと、そのまま続けて間違った同じ小問番号の次のページと次の次ページの問題(数値替え)を2問解き、 ミスなく正当できるかの確認を行います。

 

人間のミスは「行動習慣の型」として存在してしまっているケースがありますので、 その「適切でない行動習慣の型」を変更させることを目的とします。 再度、ミスしてしまった場合は、再度同じことを繰り返し、 無事に2問続けて正当できるまで次のページの同じ小問番号の問題を解いていきます。 ミスなく正当することが連続できていて、初めて「適切でない行動習慣の型が修正された」と確認できる為です。

 

▼: (5)-(10)少し前の復習

少し前の単元の論点を扱った小問で構成されており、どの単元の論点かは1ページ目の目次部分に記載がされている小問です。 ここでは、「1分以内に正答できなかった問題」と、「間違った問題」とをマークします。 「1分以内に正答できなかった問題」は、再度冊子の後ろに記載されている解答ページのシンプルな解法を見て、解き方の確認を行なって頂きます。「間違った問題」については、再度裏のシンプルな解法を見て、解き方の確認を行なって頂きます。 それでもお子様本人が納得感がない様子であれば、デイリーサピックスの当該単元に戻り、問題のより丁寧な解法を確認して納得できる状態を作ります。

 

 

 

「1分以内に正答できなかった問題」、「間違った問題」共に再度同じ問題を解き直くと共に、そのまま続けて同じ小問番号の次のページと次の次ページの問題(数値替え)を2問解き、 1分以内に正答できているかを確認します。

 

 

 

ここまでのセットが、「基礎力トレーニング」の学習方法詳細です。 

続いて、翌日以降も同じことを行なっていきますが、繰り返すにつれてかかる時間は減少していくかと思います。また、デイリーチェックの前日までには、範囲の全問題を網羅して頂くことが必要です。 計算や小問をミスなく短時間で解く能力を養成する必要がある為です。

 

2: 「デイリーサピックス」の学習・管理方法の詳細

ここから先は、お手数をお掛けいたしますが、中学受験コベツバサイト内からご覧いただけます。

 

 

 

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