千葉県内の私立中学受験が、1月20日から開始となった。
この日には、多くの受験生を集める市川学園の入試が、幕張メッセで行われた。
塾の関係者約300人が「花道」を作る中、受験生が進んでいく。早稲アカ、サピックス、市進、四谷大塚、栄光など大手塾は1塾で20人30人と来ている。
あいにくの天気で、粉雪が降る時間もあった。積もることはなかったが、受験生は寒い中で、受験会場に向かうわけだから、大変だ。
受験生は会場へ入っていく。引率の保護者は、用意された控室に入り、力を出すのを祈っていた。
入試問題は、持ち帰ることができる。
それを見た感想をいくつかまとめる。
【社会】
選挙の仕組みの計算は、解くのが面倒だ。「もし選挙のルールが一番目の支持を受けた立候補者には3点、二番目には2点、三番目には1点というように加点し、最も多く得点した人が当選するものだとしたら・・・」という問題などは、暗記では解くことができそうもない。
郵政民営化で選挙に勝った総理をフルネームで感じで書く問題で、「小泉純一郎」と書くのは、市川受験生でも厳しいかもしれない。
【理科】
最後の砂防ダムの問題、中でも(4)は捨て問だ。問題の意味がかなり分かりにくい。
【算数】
麻布開成との併願者にとっては、さほど難しくないと思う。ただ、偏差値は足りないけど挑戦する受験生にとっては、かなり苦戦しそう。30点くらいしか取れない人も出そうだ。かなり差がつく問題と感じる。
明日は東邦に激励だ。また早起きなので、本日はここまで。