関西大学外国語学部では、以下のとおり専任教員を公募しています。今回の募集は、主として翻訳の理論研究面で実績のある方をターゲットにしています。関心のある方は奮ってご応募いただきますよう、お願い申し上げます。
[専門分野] 翻訳学(Translation Studies)、応用翻訳学(Applied TS)あるいはその関連分野(※対象言語は日英・英日)
[仕事内容(業務内容、担当科目等)] 全学対象の英語科目、外国語学部の専門英語科目、基礎教育科目、専門教育科目(通訳翻訳プログラムの専門科目、その際、イマージョン科目も担当する可能性がある)。将来的には外国語教育学研究科の専門科目も担当予定。
[着任時期] 平成29年(2017年)4月1日
[職位] 教授または准教授(任期なし)
[応募資格]
(1) 当該分野(あるいは関連分野)における博士号 (Ph.D.を含む) 取得者(平成29年4月1日までに取得予定のものも含む)、またはこれと同等の研究業績があること。
(2) 着任時(平成29年4月1日)に大学において3年以上の教育経験(含む非常勤歴)があること。
[応募締切] 2016年08月23日 必着
詳しくは以下参照:
私も参加しようと思います。
上智大学言語学会 第31回年次大会
詳しくは以下参考
http://dept.sophia.ac.jp/is/solific/wp-content/uploads/2016/05/SLS2016Poster.pdf
http://journal.jtf.jp
ウェブサイト上で始めているEラーニング教材(動画コンテンツ)との連携しながら進めて参りますので、よろしくお願いいたします。
http://www.apple-eye.com/ttedu/
諸々の庶務、学務、研究などが忙しく、全然更新をしていませんでした。まだブログでゆっくり語れる時間はありませんが、近々のオフライン行事について告知しておきます(生きている証!)
3月10日
■言語処理学会第22回大会(NLP2016)@東北大学
「文理・産学を超えた翻訳関連研究」テーマセッション企画 with NICT藤田先生
産業系の方、研究者系の方が交われる場を提供しようというのが目的です。JTFなどにゆかりのある方々も参加します。
小生の発表は以下
「翻訳テクノロジーを学ぶ」:教材オンライン化の現状と展望
http://www.anlp.jp/nlp2016/program.html
E6-1 「翻訳テクノロジーを学ぶ」:教材オンライン化の現状と展望
○ 山田優 (関大), 立見みどり, 武田珂代子 (立教大)
E7-3 Comparing spoken and written translation with post-editing in the ENJA15 English → Japanese Translation Corpus
○ Michael Carl (NII/CBS), Isabel Lacruz (Kent State University), Masaru Yamada (関大), Akiko Aizawa (NII)
E7-4 Pause Metrics and Machine Translation Utility
○ Isabel Lacruz (Kent State University), Michael Carl (東大), Masaru Yamada (関大), Akiko Aizawa (東大/NII)
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■日本通訳翻訳学会関西支部第41回例会
前半にはISOの発表もあります。一般の方の参加も可です
http://www.jaits.org
【日時】2016年3月19日(土)14:30-17:00
【場所】広島修道大学
発表2
【タイトル】CRITT TPR-DB(ENJA15)を用いた翻訳プロセス研究の暫定分析結果
【発表者】山田 優(関西大学)
【要旨】
CRITT TPR-DB(Translation Process Research - Database)は、多言語の翻訳ロセス研究データベースであり、2015年よりMichael Carl氏との共同研究で、日におけるデータ収集を開始した(ENJA15)。現在までに38人の翻訳者の通常訳、ポストエディット、音声入力翻訳の3モードの訳出データ(キーストローク、アイトラッキングを含む)が集まった。本発表では、TPR-DBの概要および翻訳者の認知負荷に関する)暫定分析結果を示す。
*CRITT=Center for Research and Innovation in Translation and ranslation Technology
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3月31日~4月2日
米国での会議です。米国の翻訳通訳研究学会ですね。
■ATISA Conference @ MIIS
American Translation and Interpreting Studies Association Eighth Biennial Conference
Middlebury Institute of International Studies at Monterey
Collaborative Audio-visual Translation in the Japanese Classroom (M. Yamada)
以上
英語が話せればグローバル人材である、という考え方がある。確かに、グローバル・エリートになるという文脈では英語力は必要条件かもしれない。しかしグローバルコミュニケーションの手段としての「英語」、すなわち、「世界共通語として英語」は、もはや時代遅れである。一昔前に話題になったNicholas Ostler著(2010)『The Last Lingua Franca』が示す通りだ。これまでの世界史の中で、ギリシャ語、ラテン語、スペイン語、などが優勢言語として時代を築いてきたが、近代以降、英語(圏)が経済的・政治的に強くなり、英語が事実上の世界共通語として認識されている。ただ、このように1つの言語が「世界共通語(lingua franca)として看做されるのは「英語」が最後になるだろう、という主張だ。
我々の普段の生活を考えてみても、英語が得意だからといって、日常的な情報(たとえばニュース等を)英語で読んでいる人はどのくらいいるだろうか。最近は、かなりタイムリーに翻訳記事が出回るので、わざわざ英語で原文を読む必要が少なくなっている。これは世界的な傾向でもあり、インターネット上のアクティブ言語数(比率)からも同様なことが言える。英語だけでは、ネット人口の約2割にしかリーチできないのだ。
このような動きを受けて、英語の次のLingua Francaは「翻訳」である、というのがTAUSや今のEUの主張なのである。先日のTranslation as utilityや「翻訳2.0」の概念にはこのような背景がある。これはグローバル化とローカル化が同時進行するいわゆる「glocalization」や、unity vs. diversity(統一化と多様化)、i18n vs. L10N (国際化 vs. 現地化)の対立、いわば、英語≒global vs. 翻訳≒localの図式とおおむね一致するのかもしれない。