沖縄での子育て

と言っても、他のエリアで実際に子育てしていないので、実はどこでも同じ素敵なポイントはあるんだろうなって思ってます。が、私は実際に沖縄で子育てをしていて、すっごくイイなって思っていることをお伝えできたらと思います。


「島の宝」文化

沖縄には子どもたちを「島の宝」と大切にする文化が今もしっかりと根付いています。
県外のママ友さんの話を聴いたりすると、外出先で子どもの泣き声、騒ぎ声、動きに対してすっごく気を使っているなぁと感じます。個人的な感覚なのですが「マナー」を超えたレベルでの気遣いが必要な感じすら受けることがあります。


例えば乗り物に乗った時子どもが泣いたら

県外のママたちからは

  • 即降りる
  • 子どもの口におしゃぶりやお菓子をつっこむ
  • 泣かせないように必死にがんばる
  • ものすごく肩身が狭い
というような声を聴くんです。
 
沖縄の場合
  • あまり周りも気にしてない
  • 周りが一緒にあやしてくれる
  • 「眠いのかなぁ?」「お腹すいたかな?」など優しく赤ちゃんへ声掛けをしてくれる
  • 目が合うとにっこりして下さる方が多い
実際あまりに激しく泣いてしまうと申し訳ない気持ちが湧いてくるのですが、そんなときに目が合ったからから「にっこり」していただいたこともあり、すごく安心してあやすことができたことを覚えています。
 
ある時、息子くんを抱っこしながら主人とランチをしに行き、交互に抱っこしながらご飯を食べていたとき、
お隣のテーブルに座っていらした老夫婦から思いがけないお声がけをいただいたんです。
 
「私たちのはまだ来ていないから、少しの間抱っこしていましょうか?その方がパパとママもゆっくり食べられるんじゃない?」
 
びっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり
 
本当にビックリして、嬉しくて、感謝でいっぱいになりました。
そしてなんと、同じようなお声がけをいただくことはこれ1回だけじゃなかったんですおねがい
 
もちろん、これは全てではないですし、いろいろな状況などで異なった状況というのはあると思いますが、なんとなく沖縄の方は「子どもがいる」ということに慣れているように感じます。社会は「大人」の場所ではなく「大人も子ども」も両方が当たり前に存在する場所になっている。そのことを強く感じます。
 
実際に、日本の少子化が進む今も1家族の子どもの人数が3人4人5人というのがメジャー。
その結果として、大人も子供もまさに老若男女が子供に慣れている。
 
それが子育てのしやすさに繋がっているのではないかなって感じています。
 

子ども同士で上手に遊べる

例えば公園に遊びに行っても、お兄ちゃんやお姉ちゃんが小さい子の存在を意識して声掛けしてくれる。「赤ちゃんいるから気を付けてね~」とか「赤ちゃんいるから順番ね~」とかね。沖縄のママさんたちに伺うと、兄弟が沢山いるから自然とそうした視点や声掛けができるようになるみたい。たぶん最初は「ママ」や「パパ」がお家の中でそうした声掛けをしているのを見て覚えたんだろうね。



うちの息子くんがその「赤ちゃん」だった時期は、周りから気を付けてもらう存在でした。が3歳の今はその声掛けに反応して「意識」する側になりました。

いつか「声掛け」する側になっていってくれたらいいなぁって思うわけですが、こうした環境にいることで、お兄ちゃんやお姉ちゃんの声掛けなどに触れて自然と身についていくのかもしれないって思ったりするんですよね。
子ども達が子ども達同士で「遊び」の中で「社会」を形作っていく。
 
大人がほどんど介入することなく、同じ年の子だけでなく、異なる年の子ども同士で遊ぶこうした環境によって育まれることが沢山あるんじゃないかなって感じてます。
 

土や海

私が住んでいるエリアは「The OKINAWA」的な目の前は白い砂浜というというような環境では全くないです(笑)
ただ、ちゃんと土や草に触れることのできる公園が沢山あります。都内だと安全性を考慮しての結果なのか、土ではなく「人工芝やゴムチップで舗装された」公園が多いという話も聞きます。
 
沖縄はその気候からかすぐに草ぼうぼうになりやすいので、公園側の管理も大変だとは思うのですが、時にはそうしたぼうぼうが子どもにとっては楽しかったりするようで、背丈ほどあるぼうぼうの草花の中でわしゃわしゃしていたりします。
 
そして、車で20分少々行くと、美しい海に出逢える爆  笑
 
やはり、身近に自然があるという環境は、子どもだけでなく正直大人である私たち夫婦にとってもすごく幸せなことだと感じています。


 
ザックリ私が感じている沖縄での子育てが好きなポイントをお伝えしてみました。
 
もし、旅行などで沖縄に来られて際には、
こうした沖縄の素敵な雰囲気も楽しいで帰っていただけたら嬉しいですおねがい