こんにちは!
突然ですが、
Amazon prime videoを入れている皆様へ。
dtvを入れている皆様へ。
今すぐにでも見てほしいドラマが、
ある!!!
私が冬休み、寝食忘れて約40時間ほど没頭して見ていたドラマ!!
ここまでの一気見は初めてでした。
何せ海外ドラマは日本のドラマと違って量が多いのです。
シーズン1が22話もあって、それをシーズン2まで44話(1話約43分)一気に見ました。
肝心のタイトルは、
『プリズンブレイク』
約ネバにもドハマリした私、脱出系の話が好きなのかもしれない。
本当にやばい。やばい。
面白い。
面白すぎて徹夜生活の始までした。
今日はそのシーズン1の魅力について話します。
シーズン2とシーズン3はまた別の機会に。
『プリズンブレイク』のシーズン1は2005年から2006年にかけてアメリカで放映されたサスペンスドラマです。
現在はシーズン5まで出ていますが、当初はここまで長くする予定はなかったのだそう。
世界中で大ブレイクを引き起こし、今でも人気を博しているドラマなのです。
(ここまでおすすめして難ですが、暴力描写や衝撃的なのに弱い方はおすすめできないかも。グロいとか、怖いとかは感じなかったのですが一話一話の衝撃度が高かった。心臓がずっとバクバクしてました。
だから、逆にスリルを味わうのが好きな方はそれも魅力の一つだと思います。)
*できるだけネタバレ伏せて話せるように努めます。
あらすじ…
主人公の、マイケル・スコフィールドは建築技師で何不自由のない生活をしていました。母親はマイケルが幼いころに亡くなり、父親は行方不明。残されたのはマイケルと兄のリンカーンのみ。
その兄のリンカーンは副大統領の弟を射殺された容疑で逮捕され、死刑判決を受けています。本人は一貫して容疑を否認。しかし、死刑執行の日は刻一刻と迫っている状況にあります。
マイケルは兄の無実を信じ、刑執行から救い出すために銀行強盗を装い、自ら刑務所に収監されます。
その刑務所内からの脱獄を企てるという話になっています。
このマイケル、只者ではないのですよ!
IQ200の天才的頭脳を持っており、銀行強盗を装う前も脱獄のための緻密な計画を練りに練って、用意周到に準備を行ってから刑務所に入るんです。この入る刑務所というのも、マイケルがかつて改修工事に携わった建築物なのです。
設計図を勤務先から盗み、何から何まで記憶しようと、
(私も試験期間にやっているように)設計図に付箋を貼って「右、左、右左、上、」とか言って覚えようとするのですが中々覚えられず、なんと、設計図の刺青を体にいれるのです。(これはさすがにやっていません)。
そうカンニングペーパー!!
自分の脱獄の流れを頭の中に入れておき、それを思い出せるようにもヒントとして刺青の中にいれます。
このマイケル、建築技師としての知識や技術だけでなく、かなりの知識をもっており、頭の回転も速く機転が利きます。
(建築って凄いんだなって初めて知りました)
ドラマの中に出てくる知識自体は誰でも持っているし、説明されても全く分からないってことはないと思うのですが、それを実践しようとは誰も思わないことを思いつき、やってのけるのです。
このドラマの魅力っていうのは語っても語っても語りつくせないのですが、
3点に集約してまとめてみました!!
まず一つ目はですね、
①ハラハラドキドキの展開
これはサスペンスドラマにおいて一番重要な点ではないでしょうか。“サスペンス”というのも不安、緊張感、はらはらする、という意味ですから。
マイケルが天才的な頭脳を持っていて一般人とは思考回路が違う上、基本的にしかめっ面をしているので何を考えているか、どんな計画なのかというのが全く分かりません。
一体どのように脱獄するつもりなのか、今やっているのは何のためなのか、というのが好奇心をそそります。
厳しく抜け目のない看守がおり、常識が全く通じず良心のかけらもないような凶悪な犯罪者たちが溢れている刑務所内では常に殺される危険が付きまとっています。マイケルが考えた完璧と言える計画も囚人の邪魔が入ったり、想定外のことが起きたりと、幾多の困難があります。
そんな中で立ちはだかった困難をどう乗り越えるのかも見どころの一つです。
(これは余談ですが、実はこの撮影で使用された場所、33人もの少年を殺害した殺人ピエロとの異名を持つジョン・ゲイシーも囚人されていたジュリエット刑務所というところなのです。この刑務所は2002年に閉鎖されました。撮影していた期間は出演者やスタッフも寝泊まりしていたこともあり、心霊体験をした人もいるとか。)
また、兄のために一生懸命に命を懸けて戦ってくれる頼もしい仲間はマイケルの他に刑務所の外に何人もおり、彼らの活躍にも焦点が当てられています。刑務所内だけでなく、外にいる仲間や家族、あちこちに出没する敵など、様々なところで物語が進行していきます。
危機が迫り、緊張感が漂っているのは刑務所内だけではないのです。
②個性的なキャラクター
このドラマは兄弟二人の魅力はもちろんですが、個性的な人物が多数登場します。
特に、囚人達はかなり個性的。
一番強烈なキャラクターは、私は一貫して嫌いですが、プリズンブレイクのファンからは結構な人気を集めているのが、セオドア・“ティーバッグ”・バッグウェル。通称ティーバッグ。
白人至上主義者のバイセクシュアルで、罪は、少年少女の誘拐、強姦、殺害。一言でいえば、かなりヤバいやつです。
私は嫌いなのですが(2回目)、この人がドラマを盛り上げてくれます。
囚人は、凶悪犯ばかりいますが、全員がそういうわけでもなく、根はいいやつというのはいます。
刑務所に入ったマイケルにとって唯一の不幸中の幸いと言えるのは、同房者の存在だと思います。名前はフェルナンド・スクレ。
通称スクレ。
16カ月後に仮釈放される予定であったのに一刻も早く恋人に会いたいという思いからマイケルとの脱獄メンバーに加わります。
とても義理堅い性格で、見ていて「何で犯罪なんか犯してしまったんだー」っていう気持ちになる。
場所が刑務所というだけにスクレがすごくいいやつに見える。
この他にも、元軍人の囚人、マフィアの元ボス、一時も手を離さずに猫を抱いている模範囚などが出てきて味方なのか敵なのか分からないところや、囚人たちの一触即発な状態に目が離せません。
囚人たちは、生きる気力や忍耐力は誰にも負けない、雑草的な底力があるので、めちゃくちゃ強いです。
かといって、主要人物は囚人だけではありません。
抜け目がなく、常にマイケルを目の敵にしている看守ベリックの存在はとても大きい。
正義の味方というよりは自分よりも下の存在の囚人たちを嘲笑い虐めることで快感を得ているような人物です。マイケルが何かを企んでいることは初めから見抜いていたようで結構手強い人です。
刑務所の外には暗い組織がおり、そいつらもかなり手強い。しぶとい。冷酷。
海外の人気ドラマ、『メンタリスト』に刑事役で出演していた、ロビン・タニー。このドラマにも出演しており、私はこの方がとっても好きです。彼女の活躍も注目してほしいです。
それから、刑務所内ではいかつい囚人たちがいて、外には怖い敵がいる。
そんな嫌な大人ばかり出てくる中で、リンカーン(マイケルの兄)の息子であるLJは癒しの存在でした。
かわいくて健気です。
登場する機会は多いというわけでもないので、たまにLJが出たときはLJだ~!!って私は喜んでいました。
そして最後に伝えい魅力は...
③兄弟愛
これはこのドラマならではの魅力ですよ。
マイケルとリンカーンの兄弟の関係は本当に素敵です。
ドラマの中で後々分かっていくのですが、この弟にしてこの兄あり、というか、この兄にしてこの弟あり、と言うべきか。知的で機転の利くマイケルとは違って、リンカーンは喧嘩っ早いです。
性格が兄弟で違うので、愛情の示し方というか、兄弟に対しての想いから故の行動が違うんですよ。
マイケルは兄を救うために自ら刑務所に入り一緒に脱獄を企てようとしますが、リンカーンはマイケルを傷つけた囚人を取り合えず殴る。
マイケルが心配すぎてマイケルマイケルと叫び続ける。
プリズンブレイクあるあるのサイトには、
“マイコー”、
“兄貴がマイケルとしか叫んでいない回がある”、
とか書かれていました。
確かにそう。
この兄弟の絡みとか、本当に好きでした。
死刑執行の日が迫っているのでほとんど、99%くらい兄弟揃ってしかめっ面なのですが、ごく稀に笑顔になると、こちらもとっても嬉しい気持ちになります。
兄弟って本当にいいですよねー、、宇宙兄弟とかも兄弟の話ですし、生まれ変わって男になったら、こんな弟か兄がほしい。
最後に…
プリズンブレイクを見たことがある方は共感してくださったら嬉しいですし、まだ見たことがない方はこれを機に見てくださったらな、と思います。何で今まで見たことなかったんだろうって思うくらい面白いです。
今回はシーズン1の魅力について語りましたが、今度はシーズン2の魅力について語りたいと思います。
あと、今から見る方に忠告というか注意ですが、シーズン1を見ている間は気になることや分からないことがあってもネットで調べない方がいいと思います。シーズン2やシーズン3のネタバレを食らってしまう可能性があるので!見るなら注意して見てください!
ここまで読んでくださってありがとうございました!!!