うちは旦那の帰りが
すごく遅いので

平日、母子家庭状態
なんですね。

タイミングが合えば
朝、起きてる息子に
チラッと会うぐらいで。


かといって
休みの日も旦那は
ひたすら寝てて

ほっとくと
夜の7時とかまで
軽く寝続けるんですよね。

特に、休み前の日は
飲みにでかけて早朝
帰ってきたりすることが
多いので

まぁ、そりゃ
寝ますわな。


で、私自身は
旦那が飲みに行くことや
同伴だったり
アフターだったり行くのも

じぇんじぇん
気にならない人なので

誰とどこで飲んで
いつ帰って来ても

彼が楽しかったなら
よかったねー、だし

私も朝起きるのが
超絶苦手で

朝起きられなかった結果
短大留年したぐらいなので

彼に早く起きろとか
今までさして
思うことは
なかったんですけど。


息子が。


もうバリバリ
歩くんですよね。

もうただ寝っ転がってる
幼虫ではなくなって

彼は目を
キラッキラさせて
驚きと発見の日々を
生きていて、
新しい世界を常に
求めているんですよね。

だから公園にしたって
毎日同じだともう飽きて、

公園を楽しむっていうより
側溝にひたすら小石を落とす、
ってのをエンドレスで
やる感じになってるので

だからまぁ、私としては
夫がいるならですね、

私一人では(しんどいので
連れて行けない場所に
息子くんを連れて
行ってあげたいわけです。



ところが夫は決して
起きてこないわけですよ。

彼にとっては
今までの生活に子供が
おまけでくっついてる状態で

私たちのように生活を
子供を中心にすえたものに
変えるという発想自体がなくて。

(とはいえ私も
一般的にみると
相当、自分中心ですが)


で、しかも
たまに一緒に過ごしても
もともとテンションの
高い人ではないので

ただ、暖かな眼差しで
息子をじっと見つめる…

という、
私からすると

「いっやいやいやいや…
遊んだらんかい、ゔぉぃ!!」

とキレどころ満載の
塩対応の連続で

どーにかこーにか
公園に一緒に行けても
(それももう4時前とかで
日が暮れかかってて超イラつく)

おっさん、気づいたら
ベンチに腰掛けて
そのままウトウト
寝てやがるんですよね。

息子が葉っぱや小石を
届けてに行くのに
それにも気付かず

高い高いを1度しただけで
もう、寝てるんですよ。

もうその姿ときたら
完全におじいちゃんですよ。


愛しい夫がはじめて
灰色の物体に
見えた瞬間でしたね。


トドメだったのは

忘年会が目白押しで
夫と息子がほんと全然
接点なかったんですよね。

で、1日だけ、
起きられそうかなって
日曜があって。

で、確認したら本人も
起きたい、って言うから
その日の昼ごろ
起こしに行ったら

「…俺はいつになったら
日曜、寝られんねん…」

とか言われて。

あああああああああああん???!!
てめぇごら誰に向かって言ってんだ?
てかてめぇ私なんてこの1年半
一度だって朝まで通して
寝た日ねぇんだよ?!
どの口が言ってんだこのクソが!
大体こっちは日曜ねぇんだよ!
寝たいのはこっちだよ。
誰が好き好んで朝っぱらから
起きてると思ってんだよ。
つかなんで私があんたに
起きてって頼んでんだよ?!
お前が起こせっつったんだろーがよ!!


…っていうセリフが

ムカつきすぎて
静かに心の中に流れた(笑)


平たく言えば
殺すぞ。と(笑)

なめてんのか、
てめぇのガキだろうが、と。

はらわたは
煮えくり返って
いたんですけど


でもね、私それを
もう夫にぶつけないって
決めているんですよね。

このことに関しては
公園で寝られたあたりまでは
ちょいちょい黒いオーラ
出してたと思うんですけど

「いつになったら…」発言以降は
一切、彼を起こさず、
息子との遊びに誘わず、

かといって別に
彼を切り捨てる感じではなく

彼が起きて来ないこと
息子と遊ばないこと

それを丸っぽすっかり
受け入れました。

そうなんだー
という無の境地で(笑)



***


なんでかっていうと。


こういう時に
ブチ切れて吼えるのって
私にとっては
とても簡単なことで

いくらでも夫に
ぶつけることは
出来たんですけど

そうしたところで
結果が見えてる。



だって夫は

息子を愛していて
私たちを喜ばせたい、と

腹の底から思っていて
そのために生きてる

のに、そうしか
出来ないわけですから。


やる気があっても
出来ないでいる人捕まえて

やる気があんのか、とか
どうするつもりだとか
詰めたところで

不毛な言い争いにしか
ならないのは当たり前の話で。

私が自分のムカつきを
ぶちまけたら
確かにその時は
気持ち良い。

私の怒りがどれほどのものか
思い知らせてやれて
スッキリします。


けど、そんなの
これまで腐るほど
やってきた。

私にとって
キレたり
突き付けたり
切り捨てたり

相手に
わからせる、

ってことは、ちっとも
難しいことじゃない。


ムカつきをぶちまけて
盛大に喧嘩して
スッキリして、
かつ、
私の欲求を完璧に
わからせて、謝罪させて、
行動を改めさせることも

簡単です。


でもね。

それってすごく
短期的な結果だと
思っているんですよね。

表面上は夫も
「言ってくれてよかった」
「俺が悪かった」
って言って

私も
「わかってくれて嬉しい」
「こっちこそゴメンね」
みたいな感じで

本音でぶつかりあったことで
また理解と絆が深まった♡

みたいな着地になったり
するんですけど

目の前の現実と
別なところで
大きなダメージが
侵食していってたりする。


***


だってね。

そもそも夫は、
私に仕える、ってことを
前提に存在しているわけです。

彼は私を幸せにしたい、と
明確に希望しているからこそ
私の夫であるわけです。

だからその気は
大いにあったわけですよ。

出来てないだけで。

私たちだって
死ぬほど痩せたいと
思いながら
まったく痩せる気配も
ないわけじゃないですか(笑)


それをですね。

首根っこつかまえて
引きずり回して
罵った挙句、
反省させて、謝らせて、
行動を改善させて。


男は女みたいには
考えないから

炎のような勢いで
女にそうされると
面食らって、
わけわかんなくて
そうかーって納得して

その時はそれで
済んでいくけど。


私たち女が
決して持ち得ない
孤高の魂と強さを持った
誇り高き男が、よ。

首根っこつかまれて
引きずり回され続ける
存在でいることが
あるべき姿だとは、

私は、感じないんですよね。


もちろん男は
脳みそが(ある面において
鳩みたいなもんなので

女が、女の本気は
次元が違うってこと、
わからせてあげて、
目を覚まさせることが
必要な時も
大いにあると思います。



でも、男が
自分の思ったように
動かないからって

毎度毎度
詰めてたら

結局、私たちは
私たちの「思う通り」の

言い方変えると

私たち「以下」の男しか
そばに置けないことに
なりません???


***


表面上、
「わかり合えてよかったね♡」
ってなっていたとしても

静かに男の魂は
蝕まれてると
思うんですよね。

で、それが
ある日びっくりする形で
現れたりする。

浮気だったり
仕事の失敗だったり
謝金だったり、、、

男はほんと
女のために存在してるから

それでもずっと
どこにも影が出ない人も
いると思うんですけど


なんだろ。

これは私の感覚だけれど

そういう君主って
どうよって思うんですよね。

いや、いいんですけど。

結局、自分に仕えてくれている
男の真価を
咲かせられていないわけで。

それは私自身も
開花してないって
ことだと思うし。

それに私は、
どうせなら自分を
守ってくれる男は
自分の想像をはるかに超える
いい男であってほしいので。

なんかその方が
カッコイイじゃないですか。

ポメラニアン従えるよりも
ドーベルマン従えたい、的な(笑)


話それましたね。


***


そう、だから私。
はらわたは煮えくり返ったり
してたんですけど

そのムカつきは
余すところなく
女友達にぶちまけて
ガス抜いて
(もうクソの連発w)

夫に早起きさせようとか
子供と遊ばせようってするの
やめたんです。



彼はそうしたいのに
出来ないでいる。

ただそれだけのことなので。


で、それだと私の
望む結果が得られなく
なるわけですが

だからってすぐに
彼を切り捨てなければならないほど
この問題は重要ではなく

もし、これが得られないとしても
私は彼から、私にとってもっと
重要なものを得ているし
一緒にいたいというのが
明確だったので

で、あればもう
これは彼の問題だから
私が感知することではない、と。

で、先々、この問題が
私にとって重要なものになれば
その時に考えればいい話であって。


なので、
彼を起こすことも
息子との遊びに誘うことも
一切やめました。

当てつけじみた感じで
そうするのではなく

ネイチャーとしてwww
それを認めました。

***


そしたらねー。

うん。

旦那、
それなりの時間に
起きてくるように 
なりました。

起きて率先して動いて
家事ガーッとやって
私にコーヒーを
入れてくれるようになってます。

で、昨日、二人で
肉食べに行ってたんですけど

心からの感謝と愛を
不器用な人なので
朴訥とした感じですけど
伝えてくれました。


私がまったく彼に
怒っていないことを
十分に感じて、結果

自分で勝手に反省して
どれだけ私たちへの
思いがあるか、
どれだけ私に対して
感謝しているか、

一所懸命、伝えてくれました。


***


私は、彼の状態を
ネイチャーとして
受け入れる時

受け入れた結果、
彼がまったく
変わることもなく

ずっと起きてこなくて
息子と接点なくて

私の持ちたい家族の姿を
得られない可能性を
全面的に受け入れています。

で、同時に、何か私にとって
受け入れがたいことが
発生して時にはいつだって
すっきり別れる覚悟も
持っています。


***


私は
パートナーシップにおいて
女が持つべき力として
降伏力、というのを
推奨しています。

で、たとえば
この方のこの素晴らしい記事や
http://ameblo.jp/at-last/entry-12115161006.html

この方や、この方
お話になっていることと
逆のことを言っているように
聞こえる時も
あるかもわからないのですが

全然そうではなくて

たとえるなら
北風と太陽というか。

単なる手段の違いだと
思っています。


要するに要するに
大切なのは
どれだけ真に自分に
根ざしているか、ですし

肚、だと思っています。

いかなるものの下にも
自分を置かない。

自分をすべての最高位で
いさせる覚悟、
肚、があってはじめて

降伏は成り立ちます。


キレるのも同じ。

肚のすわっていない女の
咆哮なんて、キレ芸でしか
ないと思うんですよね。

自分がグラグラのまんま

「もっと私を大事にしてよ!」とか
「私のことどう思ってるの!」とか
振り切って相手にぶつけたり

降伏、とか言って
彼を認めまくっても

あーんーまーりー
根本解決になってないような
気がしますー。


***


飼い犬に手を噛まれた時に、

はるかに上をいく本気で
噛み返して、わからせるのか、
噛ませたまま、諌めるのか。

なんか、そんな違いかな、と。
(たとえ悪すぎる?(笑)



肚が大事です。

で、この肚ってのを
私は女王としての自覚だと
表現させてもらってます。


というわけで
長くなりましたが

【女王の教室】2期
受付スタートしております


ぜひ、肚、すわらせに
来てください♡♡ ♡

うふ♡

***

【女王の教室】2期
お申し込み・詳細はこちらの記事へ
http://ameblo.jp/chuchu034/entry-12115541914.html



【個人セッション】
お申し込み・詳細はこちらの記事へ
http://ameblo.jp/chuchu034/entry-12115560762.html



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