小学生のうちに身につけるべき能力

学研教室では「自分で考える力」を育むことを大事にしています。

私は、応用的な問題に取り組む際、そのことを特に意識して学習を進めてもらっています。

学習法や塾にはたくさんの手法が有り、それぞれに利点や弱点があると思います。



例えば、中学受験を目的とした一斉授業をメインとした授業では、「解法の理解と再現性を身に付ける」ことに重きが置かれることが多いです。


始めに知識や解法を紹介してそれから類題を解かせて定着させるというシステムです。


例えば、「流水算」。流れのある川にボートを浮かべ、流れに沿ったり逆らったりして進む場合の速度を求める問題です。多くの一斉授業では「流れに沿う場合は速度の和、流れに逆らう場合は速度の差を使う」というテクニックを先に教わってから、類題で演習をすることが多いです。


それに対して学研での学習は、特殊算の解法やテクニックを先に教えることはなく、自分で問題文を読んで(四苦八苦しながら)自力で考えます。難易度の高い問題では先生がヒントをあげたり、一緒に図を書いたりしながらどうやって解くかを考えます。

特珠算やテクニックは練習問題の後にある「コラム」で紹介してあります。


難関私立中学入試を考える際、膨大な量の知識と問題を解くスピードを身に付けるためには前者の方法は非常に効率がよく、現実的です。しかし、私は、受験を必要としない小学生の場合はこのタイプの学習法は中学・高校に進んでからでもいいと思っています。



小学生という比較的学習内容に余裕のあるうちに「自分でよーくよーーく考える」経験が、その後の「粘り強い思考」へとつながっていくと感じます。



解けない問題に出会ったとき、解き方を知っている人にその方法を聞けば、その問題が解けるのは当たり前です。しかし、それだけだは問題解決力を身に付けることにはなりませんよね。。。