2024年1月30日

愛知県瀬戸市立幡山東小学校の4年生を対象に、

「世界的ピアニストと調律師のスペシャル出前授業」と題して、

ピアニストの生演奏とピアノ解体ショーの出前授業に行ってまいりました。

 

ピアノの解説 : 伊藤嘉奈子

ピアノ調律 : 加藤明

 

当日も授業前にピアノの状態を確認下矢印

 

同時進行で、この授業の企画者であるジモートアートさんのスタッフが機材の準備。下矢印

 

ピアニスト、ニコライ・サラトフスキー氏が会場入りしてピアノの状態をチェック下矢印

★ニコライ・サラトフスキー

1987年ロシア生まれ。

2001年2003年アンドラ国際ピアノコンクール第3位。2004年ポルトガルのポルトー国際ピアノコンクール入賞。2005年モスクワ音楽院付属中央音楽学校国際ピアノコンクール優勝。2006年第6回浜松国際ピアノコンクール入賞。2007年第1回ルーザ国際ピアノコンクール「マエストロへの道」第3位。

2010年最優秀でモスクワ音楽院を卒業。同年、首席で同音楽院大学院に入学。

2011年スペインのフェロール国際ピアノコンクール優勝。これまでにロシア、モスクワ音楽院大ホールをはじめ、ヨーロッパ、アメリカ、南アフリカ共和国、ベラルーシ、日本の主要ホールで演奏を行っており、現在もルクセンブルク、イタリアなどヨーロッパでの演奏を控えている。

 

 

さあ、授業が始まりました。

ロシア出身のサラトフスキーさんが大好きなピアニスト、ラフマニノフの作品を演奏されました。

世界的なピアニストが小学校の音楽室で、目の前で演奏してくれるなんて、本当に贅沢で貴重な体験です。

演奏が始まると生徒さん達は釘付けです。下矢印

 

サラトフスキーさんの紹介、ラフマニノフのお話、演奏した曲の背景などを、ジモートアートの西野氏の司会で授業が進み、いよいよ私たち調律師の出番です。下矢印

 

中部支部事業担当(加藤明・伊藤嘉奈子)

「調律師協会に所属している調律師」という言葉を忘れずに自己紹介下矢印

 

調律師の持ち時間は13分でしたので、ピアノがどんな楽器かというお話を交えつつ、ピアノを分解していき、アクションを引っ張りだしてピアノの中身を見てもらいます。一番歓声が上がる瞬間です。下矢印

 

アクションモデルも使って動きを見てもらっています下矢印

 

途中では響板にオルゴールを当てて、響板が音を大きくさせる役目をしていることを実感してもらったり、生徒さんに出てきてもらってピアノ中に大きな声を出すと反響する様子を体感してもらったりと、少ない時間の中で生徒さん達に楽しみながらピアノという楽器を知ってもらえるようにお話をしてまいりました。下矢印

 

 

日本ピアノ調律師協会では、小学校、中学校、高校、音楽大学等に訪問して、それぞれ対象の学年に合わせてピアノ調律師という職業の講演会や調律体験、ピアノ解体ショー、ピアノの構造と歴史のお話等を随時行っております。

愛知・岐阜・三重での訪問授業のご依頼は、日本ピアノ調律師協会中部支部へご依頼ください。

メール cjptamail@gmail.com