2019年に中部支部の研修会で講師として来て下さった名取孝浩さんが

Facebookにアルカリ電解水のことを記載されていましたので、許可をいただいた上で転載いたします。
 
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名取 孝浩

2020年4月15日  · 

アルカリ電解水って何?というわかりやすい文を見つけました。

昨年に作成されたのでウイルス関連は記載されていませんが理解にはなると思いますので転載させていただきます。

先般の投稿でもし手に入れられた方は一読をお願い致します。

 

水100%でできている

アルカリ電解水とは、アルカリの性質を持った水からできた洗浄液のことです。

水は電気を流すと酸性とアルカリ性に分かれる性質があります。

電気を流した水のアルカリ側だけを集めたのがアルカリ電解水です。

 

水100%なので、洗剤によく含まれている界面活性剤などは入っていないのが特徴です。

酸性の汚れに強い

なぜアルカリ電解水で汚れが落ちるかというと、汚れの多くが酸性の性質を持っているからです。

酸性の物質とアルカリ性の物質を混ぜると、互いの性質を打ち消し合うような中和反応が起こります。

つまり、酸性の汚れにアルカリ電解水をかけることで汚れを中和して落としやすくなるのです。

 

アルカリ性の汚れの例としては油汚れや手あか、皮脂汚れ、炭水化物などが挙げられます。

これらの汚れにはアルカリ電解水が有効です。

 

アルカリ電解水を使うメリット

二度拭きしなくていい

 

アルカリ電解水の魅力は二度拭きいらずの手軽さです。

界面活性剤入りの洗剤はもちろんのこと、アルカリ電解水と同じアルカリ性のナチュラルクリーニングアイテムである重曹やセスキも粉が残らないように二度拭きする必要があります。

 

しかし、アルカリ電解水はただの水ですから乾いてしまえば何も残りません。また、水由来の掃除アイテムということで、安全性が非常に高いのもメリットとして挙げられます。

 

安全性が高い

界面活性剤入りの中性洗剤を使って掃除をした場合、万が一成分が残ったままの状態だと体に害を与える可能性があります。

その点、アルカリ電解水ならば拭き残しがあっても悪影響を与えることがないため、何でも口に入れてしまいがちな赤ちゃんやペットがいる家庭で重宝されています。

 

アルカリ電解水を使った掃除方法

直接吹きかけて掃除する

アルカリ電解水の基本的な使い方は、アルカリ電解水を汚れに吹きかけて拭き取るだけです。汚れがひどいときは、アルカリ電解水を吹きかけてから5分ほど待つと汚れが拭き取りやすくなります。

 

布で拭いて掃除する

基本的には吹きかけて使うアルカリ電解水ですが、液だれしてほしくない場所や水を吹きかけるのに適していない場所では、アルカリ電解水を染み込ませた布巾などで掃除をすると良いでしょう。

やり方はあらかじめ湿らせておいた布巾にアルカリ電解水を吹きかけ、あとは水拭きと同じように汚れを拭き取るだけです。

水しか含まれていないので電子レンジや冷蔵庫などの電化製品にも使うことができますが、その場合は電源を切って感電しないように注意しましょう。

 

アルカリ電解水を使ってはいけない箇所

貴金属やガラス

アルミニウムや真鍮などの貴金属はアルカリ性に反応しやすい性質を持っています。

もし、これらにアルカリ電解水を使ってしまうと腐食の原因になる恐れがあるため、アルカリの力が強いアルカリ電解水を使うのは避けましょう。

また、ガラスもアルカリに弱い性質を持っているので、ガラスコーティングされている自動車の塗装面や液晶画面なども避けた方がベターです。

皮革製品など表面がコーティングされているもの

皮革製品や白木、漆塗りなどそもそも液体を吹きかけるのに適していない箇所にもアルカリ電解水を使ってはいけません。このような材質でできたものにアルカリ電解水をかけると、吹きかけた箇所がシミとなって残る可能性があります。

ニスやワックスなどで表面をコーティングしているものにも注意が必要です。

アルカリ電解水によってそれらのコーティングが剥がれてしまう可能性があるためです。

 

その他注意点

ゴム手袋をする

アルカリ電解水は非常に強力なアルカリ性の液体です。

そして、人間の皮膚は酸性のたんぱく質でできています。

そのため、直接アルカリ電解水を触ってしまうと肌荒れの原因になりかねません。アルカリ電解水を使うときにはゴム手袋を着用するようにしましょう。

目などに入らないようにする

100%水でできているといっても洗浄液ですから、目や口に入った場合は放置せずに速やかに普通の水で洗い流す必要があります。

また、アルカリ電解水の掃除が終わったばかりで湿っている間は、アルカリ性の性質が残っているので乾くまで触らないようにしましょう。

 

直射日光を避けて保管する

保管方法にも注意が必要です。アルカリ電解水に直射日光が当たり続けたり、高温になる場所で保管していたりすると中性化が進んで効果が薄れてしまうこともあります。これらの場所は避けて保存し、なるべく早く使い切りましょう。

 

アルカリ電解水で簡単キレイに!

アルカリ電解水は水からできているにもかかわらず、とても強力な洗浄力を持った液体です。そのため、簡単に汚れを落とすことができる上に安全性も高く、安心していろいろな場所に使うことができます。

ただし、アルカリ電解水はその名の通りアルカリ性の洗浄液ですから、汚れや掃除する場所の材質などに向き不向きが存在します。

油汚れや皮脂汚れのような酸性の汚れを落とすのには適していますが、水あかや石鹸カスなどのアルカリ性の汚れには向いていません。

また、アルミニウムなどの貴金属やニス塗装製品などはアルカリ電解水をかけることで劣化の原因となるので、アルカリ電解水を使用する際には十分注意しましょう。アルカリ電解水は何点か気をつければ、とても優秀な洗浄液と言えます。

普通の洗剤を使えずに困っていた場所の掃除もアルカリ電解水で簡単キレイにしてみましょう。

 

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