1月7日2013年
母が膵臓ガンかも・・・と聞いてから、全く眠くならず、一睡もできませんでした。
調べる事が盛りだくさん過ぎて・・・
でも、そんなに上手にも調べきれてなくて・・・
ネットや本にある情報はエンドレス・・・
頭の中の焦りと心の準備がなんか噛み合っていない感じ?
だから、とりあえず私が一番最初にやった事は・・・(週末の時点で)
Yahoo知恵袋で、膵臓癌の名医を訪ねました(笑)
参考になる本、どういったツールで名医に巡り合うか等も聞きました。
だって、ネットで書かれている病院・名医って良し悪しがわからないんだもん。
検索で一番上に出てくる病院? (そんなの、SEOにお金かければトップになれるじゃん)
病院が大きい所? (大きいからって名医が居るとは限らない)
どこぞの誰が作ったわからない評価サイト? (作者のバックグラウンドが見えない)
いつの情報? (カレント情報が欲しいんです)
どれが一番信憑性があるんだろう?と
・・・医学ど素人の私には、とうてい見分けられません。
そしたら、どうでしょう!
やってみるもので、Yahoo知恵袋で何個かの回答を頂けたんです。
中には、専門の違うお医者さん、病院関係の方も返答をくださいました。
そこで勧められたのが、こちらの本 ↓
1) 「医者がすすめる専門病院」
2) 「実力医の履歴書」
まずはこの本を書店で買い、気になる医者、病院をリストアップしました。
(1)は、地域ごとに本が出版されているので、私はまず近隣である東京・千葉・埼玉の本を選びました。
(2)は地域に関係なく全国の名医の経歴、どれぐらいの手術数をこなし、どちらの病院にいるか等、
1人1ページでまとめてあります。
(2)で東海地域の名医が居れば、(1)の地域ごとで再度調べ~
そして、ネットと照らし合わせ、信憑性等を確認した上で、
突撃アポイントメントで電話をしまくったんです。
また、うちは通常のケースと違います。
CTスキャンの画像は、父がCDに焼いて送ってくれているので、明日、明後日には、
私の手元に届きます。
それを持って、本人不在の元でどれだけ病院が対応してくれるか・・・
どれだけ真摯に話を聞いてくれるか・・・
などを元に予約を取りました。
中には、(本人不在のため)門前払いの病院もあったり、
本当に丁寧に対応して下さったところもありました。
この日は、母のCTスキャンが手元にない状態だったので、
リサーチ&予約づくりで一日を終えました。
いっぽう・・・アメリカの両親は、この日もドクターとコンフェレンスでした。
この間より、もっと詳しく・・・
2cmx4cmの腫瘍が膵臓尾部に確認されました。
その他、膵臓以外にも、転移している可能性の影もあると言われました。
でも、読影は医者によって違う為、この影に関してはまだ断定レベル。
今度はこの飛び散っている可能性のあるガンに、針を刺し、細胞を採取する検査が必要なようです。
この頃、私の両親のストレスは最大級のものでした。
なぜなら、アメリカの病院って、なんせ遅い!!
検査→診断→ドクターとのコンフェレンス(診断を元の話し合い)が
全て独立していて、違う施設、別の医者が出てきて、
本当、時間がかかっていたんです。
全部いっぺんにやってくれ! って思うほど、
こちらで予約を取って、次はここに問い合わせて、今度はその検査結果をラボラトリー(研究所)に送って、
あっちのドクター、こっちのドクター・・・とたらい回し・・・
しかも、これがびっくり、うちの両親の掛かっていた病院は、
かの有名なS大学病院なんですから。
(※アメリカと日本の病院の仕組みの違い等はまた今度書きます)
これから先が不安です (´□`。)