高尾の読書感想文*高慢と偏見 | Chubbinessオフィシャルブログ「ぷにぷにeveryday」Powered by Ameba

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pride and prejudice
自負と偏見




こんにちは!そのこです😎



読書感想文は二週間ぶり!!



今回は有名な文学作品を読んでみました〜( ´ ▽ ` )ノ





この作品が描かれたのは1800年頃で
マリーアントワネットとかナポレオンとかの時代らしいよ( ´ ▽ ` )ノアバウト





主人公のエリザベス、姉のジェイン、そして3人の妹たちとそれを巡る恋愛のお話です!


若草物語みたく、美しい家族の話😎ってわけではなく、
年頃の娘たちが、恋愛について悩んだり、論じたり、諭されたりしながら結婚していく、みたいなお話( ´ ▽ ` )ノ
そのなかにタイトルにある、偏見とか高慢とかが入ってくるよ!



意外と今の時代にもしっくりくる内容だったりするよ( ´ ▽ ` )ノ




そしてこの本はイギリスを代表する英文学作品だから読んで損なし!!(((o(*゚▽゚*)o)))💓







あらすじ


近所のネザーフィールド・パークに引っ越してきたミスター・ビングリー。
彼はお金持ちの若い独身の男だという噂。


娘と結婚してもらうにはうってつけだと
ミセス・ベネットは上機嫌。


娘たちのどれかがミスター・ビングリーのお気に召して、結婚してくれないだろうか、と食事会や舞踏会を計画する。


ミセス・ベネットの思惑は当たり、
ミスター・ビングリーとジェインがいい感じになったようにみえたが、ミスター・ビングリーはジェインに何も言わずまた引っ越してしまう。



一方、ジェインがいい結婚をしそうだと早合点したミセス・ベネットは
一気に娘を片付ける勢いで、いとこのミスター・コリンズとエリザベスを結婚させようとする。

しかしこのミスター・コリンズを生理的に無理だったエリザベスはミスター・コリンズの求婚をはねのける。

エリザベスの親友、シャーロットはもうこの時代では行き遅れの年齢なのに加え、美人でもなかったのでミスター・コリンズと結婚することを決める。
(この時代の身分ある女の子は、結婚しないと生きるのも難しくなるよ!)


あんな男と妥協で結婚するなんて!とエリザベスは憤慨し、「考え方もひとそれぞれ、立場もひとそれぞれなのよ、軽々しくそんなことを言ってはいけないわ、」と諭すジェインに思いっきり反論する。


『いくらシャーロットが可哀想だからって、こっちまで考え方と生き方の筋を曲げるなんておかしいわ。自分勝手を思慮分別と言い換えたり、不幸に鈍感なのを幸せの秘訣だといいくるめたり、そんなことが通らないのは姉さんもわかっているはずだし、私だって許さないから』





そんなエリザベスだが、
もとからミスター・ビングリーの親友、ミスター・ダーシーのことを自尊心が強く、気難い気性だと思いこんでいた。

追い討ちをかけるように、ミスター・ダーシーを嫌う人物から彼の悪い噂をきいたり、
ミスター・ビングリーにジェインを好きになるのは辞めろといったのが彼だと知り、
ますます彼を嫌いになる。

が、急にミスター・ダーシーはエリザベスに求婚する。
エリザベスは驚くが、ダーシーが求婚の際に
エリザベスとの結婚は、社会的地位も、家柄や生活程度もつりあわない。でも結婚したいのだ、などのことを言ったので自尊心が傷つき、人に聞いた悪口やジェインとビングリーに対する怒りも一気にダーシーにぶちまけた。


しかし求婚を断られたダーシーが去った後、
あの人は家柄も社会的地位も全然違う自分のことをそんなに長い間恋してくれていたんだと感じ入る。






そうしたうち、妹のひとり、リディアが
ウィッカム(ダーシーの悪口をエリザベスに言った男性)という青年と駆け落ちしたとの知らせが入る。

ウィッカム側は結婚する気はなく、ベネット家は途方にくれたが、ダーシーがお金を積んでくれ、リディアは無事、ウィッカムと結婚することができた。



エリザベスはウィッカムに騙されていたことを知り、偏見なしでダーシーをはじめてみることができるようになった。

ダーシーを見直したエリザベスだか
いまさらダーシーと結婚したいなどとも言えず、ダーシーを悪い人だと決めつけていた自分の偏見、人を見る目のなさに落ち込む。








け・ど!!
最後はハッピーエンドで
ジェインもミスター・ビングリーと
エリザベスもミスター・ダーシーと結婚して幸せになります( ´ ▽ ` )ノ
だから安心して読んでね!!



このお話、なにがおもしろいかって
現代にも通じる恋愛においての見栄や、プライドや、経済状況とかそういったところが
現代よりあからさまなことですね!

おばさんに恋愛について意見されるのもおもしろいけど、
おばさんが大真面目に財産のない人間と恋してはダメだというところなんて
現代じゃ絶対だめだからちょっとクスッとなっちゃう( ´ ▽ ` )ノ


シャーロットの恋愛に対して冷め過ぎている意見に学んで、
エリザベスのこどもっぽいからこその、まっすぐな意見にスッキリして、
ミセス・ベネットの笑えるくらいゲンキンな性格に気分が楽になります!笑



駆け落ちしたら人生の終わりだとか、結婚しないと生きていけないとか、
そんな現代との違いも読んでておもしろいです!



最近はタラレバ娘とか大好きで読んでるけど、全然違うようにみえて
結構どの時代も根本的な悩みは同じなんじゃないかななんて思えます( ´ ▽ ` )ノ




恋愛と結婚の違いや決め手はなんなのか?
打算なしの『本物』の恋とはなんなのか?


200年くらい昔の作品だけど
今読んでもみずみずしい、不朽の名作です!!


映画とかにもなってるみたいだから
みてみたい( ´ ▽ ` )ノ





高尾苑子