アイリッシュ帰国 | 四川料理修行の巻

アイリッシュ帰国

ゴールウェイで知り合ったGrahamとGemmeがタイ、日本に来て、今日アイルランドへ帰国した。
今日の5時に成田⇒バンコクと乗り継ぎ、バンコク⇒ロンドン⇒ダブリンという3度の乗換をして、明日の11時ごろにアイルランドへ着くらしい。



好きな国、行きたかった国、アニメ、漫画の中心地と彼等の中で日本は特別な場所であり、自分たちと出会った縁も後押ししたのだろう、本当に遠路遥々やってきた。東京のみで10日間費やし、いろいろな場所に行ったようだ。ジブリ美術館、原宿、浅草、渋谷、新宿、池袋、東映アニメーション見学、ディズニーランド、秋葉原etc..日本を満喫したようだ。
自分は2日に一回ペースで付き合ったが、あらたはほぼ毎日付き合ってあげてたようだ。面倒見のいいやつだ。 親切は信用を生むから、きっと彼等とも長く付き合っていくのだろう。



さて、アイリッシュも帰ったこともあり、俺の仕事もそろそろ確定し、スケジュールを立てないかん。



■仕事1
昔のお客さんからお呼びがかかり、日本へ帰国し、とあるプロジェクトの面接を受けた。結論を先に言うと、不採用であった。
不採用の原因を分析すると、大きく分けて以下2点ある。
 ①面接に挑むという心構えができておらず、たるんでいた。
  ⇒長い間のアイルランド生活で日本での仕事のシビアさをすっかり忘れていた。
 ②今までの仕事より上のレベルの仕事であった



何の仕事の面接かも知らずに行ったのはしょうがないが、まず技術履歴書がないということで、面接担当者に不快感を当てえてしまった。その後、今までの仕事より上のレベルの仕事という内容を理路整然に説明され、できるか?と詰め寄られ、自信が揺らぎビビってしまった。このままの精神状態で、今までの経歴の説明、自分のアピールポイントを言ったが、完全に雰囲気にのまれてしまった。ということで、大失敗であった。



面接とは形だけ、既に俺が担当するというのは決まっており、今回は仕事内容を聞きに行くという事だと思っていた。が、実は複数のベンダーにも打診をしていたらしく、人選を今まさにしているという状況であった。仕事を取りに行く心構え、仕事の話を聞きに行く心構えは全く違う。まさに調子に乗っていて身の程知らずであったということが、あとあとズキズキ響いていたかった。。



■仕事2
くよくよ落ち込んでも時間だけが流れるので、どうにか仕事を見つけなけきゃいかん。
短期間にガツンと稼ぐ作戦は流れたので、早く四川に行く作戦にシフトすることにした。
日本でなれないプロジェクト、人、環境で働くのは億劫でしかないという事が、面接をしていてひしひしと感じた。



まとまった金、開業資金を貯める為、急に仕事の話が来たということもあり、日本に帰ってきた。
 ⇒仕事が流れてしまったので、以下二つのパターンでどうにかしないといけない。
     [日本で働く場合]
   ・短期間にまとまった金、開業資金を貯める為にできる仕事を一から探さないといけない。
     ⇒探してみたが、なかなかがっつり稼げるバイトはない。
     ⇒関東を中心に派遣をする場合、まず寮はないので、部屋を借りる必要がある。
      なので、却下。そんな金はない。。。
     ⇒期間工なり、工場に住み込みで働く。以前半年ほどやったことがあるが、
       これはできればしたくない。最悪何もなければこれかな。。
     ⇒会社に頼んで、短期間でのプロジェクトに入れてもらう。
       ⇒今は不景気で少ない、また短期間という条件がネックになるは目に見えている。
  [成都で働く場合]
   ・先に四川に行き、とりあえず四川料理を学びながら、仕事をする。いくらかお金も入る。
     ⇒その後、タイで開業する為に資金が必要になるが、それはまたどーにかしよう。。。



お金がなくなれば心の平穏を保つのも一苦労だということを今、かみしめている。
最終的には問題ではない、ということを信じているが、早く仕事が決まってほしい、というのが今の心境である。